2018-09-02

桜のような僕の恋人

小説小説-集英社文庫

桜のような僕の恋人 (集英社文庫)

作者: 宇山佳佑
出版社/メーカー: 集英社
発売日: 2017/02/17
メディア: 文庫
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人の何十倍の速さで老いる早老症の難病のお話。

・春~歩み始める二人~

・夏~告げられる病名~

・秋~闘う日々~

・冬~諦めたくないこと~

・新しい季節~君のためだけに~

端的に言ってこの物語はハッピーエンドでも何でもない辛い物語である。感動のドラマというものを求めて読むものではないだろう。しかし読了感は心地よく、読み終わった後には何かしなければという使命感にかられる。病気によってこれから楽しいっことがあったはずなのに、わずか半年足らずでそんな生活を奪われてしまう。自分にはそんな病気にはかかってないので時間はあまる程ある。果たして自分の人生は時間を有効に使えているのかあらためて疑問に思った。自分の生きる意味としてはまだ見つかってないので死にたくないからという気持ちの方が強い。今後何か生涯をかけてこれだけはやりたいってものを見つけたい。

感想としては読み終わった時は上の感じで最初は結構甘い部分もあったりして最初は結構悶えられてとてもよかった。

どこかのセリフでもあるが当たり前の日常ってのが一番大切でそれを維持するのが難しいものだったりしますからね。（仕事をしながらの家事って本当大変）

2018-09-01

2018年　8月読書記録

読書読書-読書メーター

2018-08-29

ちょっぴり年上でも彼女にしてくれますか？

ラノベ他ラノベ他-GA文庫

ちょっぴり年上でも彼女にしてくれますか?~好きになったJKは27でした~ (GA文庫)

作者: 望公太,ななせめるち
出版社/メーカー: SBクリエイティブ
発売日: 2018/05/12
メディア: 文庫
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最近流行りの年の差ラブコメ、今回は女性が年上です。

・お姫様、お酒を飲んだ状態でコスプレをする

・お姫様、世代の壁を感じる

・お姫様、初めて告白をされる

・お姫様、王子様と一晩ゲームをする

・お姫様と王子様は共に歩み出す

望公太新作の年の差ラブコメ。アラサー間近の女性をヒロインとした作品で今までになく、最初にヒロインがコスプレしているところからとてもギャップのある作品だなと思った。

しかし個人的な性癖の為NG。読んで見て思ったが、私的にはヒロインは十代の方がグッとくる…この作品はヒロインはアラサー女性とのことでブレない方向性で行くとも作者が言っている為見極めやすくて助かる。（おい）ついてこれる奴だけついて来い精神がすごく感じられる作品とも感じた。

本作の魅力は、ギャップだったりアラサー女性の魅力的な部分だったり世代の問題だったりで、二十歳代の読者にはとても刺さる内容になってるんじゃないだろうか。ロックマンエクゼが懐かしい…後はうぶな恋愛模様を楽しむのもよし。お互いがお互いを意識して釣り合うためにはどうしたらってから回ってる部分がとてもニヤニヤできる。奇乳とエロいの好きな人にも刺さるんじゃないかな。私的にはどちらも残念ながらついていけませんが。

2018-08-28

エロマンガ先生 9

ラノベKADOKAWA ラノベKADOKAWA-電撃文庫

エロマンガ先生(9) 紗霧の新婚生活 (電撃文庫)

作者: 伏見つかさ,かんざきひろ
出版社/メーカー: KADOKAWA
発売日: 2017/06/09
メディア: 文庫
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紗霧にプロポーズしてから始まる9巻。新刊出たから放置してたの読んだが１年も新刊出てなかったね！

・色々ととばしすぎ！

・過去の清算と甘い日常

・皆様にご報告

・親と子と

・貴方がいたから大事な人に出会えた

前回の過去話短編集からプロポーズしたその後9巻。お互いが思いを伝え合った結果思いっきり甘い巻に仕上がっている。シドーだったり編集者の怨嗟の声だったり祝福しない声は多少あったがねw

今回は甘いのとシリアスのを組み合わせたお話だが、自分的には感情移入ができず困ってしまった、紗霧の家を出るシーン。普段自分は家を出ることはあまり苦とは感じていないのでうまく感情移入ができず冷めた感情でしか見ることが出来なかったので自分の中で残念。今まで読むのを遅らさせてたってことがあって紗霧の心情について追えないってのもあるかもしれないが、ここまで冷めて読むものかねってのも踏まえてね。（あとシドーの中学生とのいざこざなんて全く覚えてないし！）

最後は全くの別の話

今作を読み進めて思ったのはベテラン作家ってラノベ作家ものを書くようになったよね、鬼門とされるジャンルだけどある程度読者がいるからついてこれてると思うようにもなった、最近はMFにも出てきたからね。

・ガガガ　妹さえいればいい。

・角スニ　ミリオンセラアアア

・電撃　　エロマンガ

・MF 教え子に〜

・富士見…（ラノベのプロ？）

・講談社……桃音しおん(小声)

最後ふたつの出版社はあんま読んでないのでそれぐらいしか思い浮かばなかったが、１作目ヒットした人たちのラノベ作家物って意外とあるもんだね。これからもベテラン系はラノベ作家物を書いてくんだろうな…(遠い目)自分の知識で好きなように書けるのがこの題材ってのもあるからね、読者が知りたい部分ではあるし。

2018-08-27

エロマンガ先生 8

ラノベKADOKAWA ラノベKADOKAWA-電撃文庫

エロマンガ先生(8) 和泉マサムネの休日 (電撃文庫)

作者: 伏見つかさ,かんざきひろ
出版社/メーカー: KADOKAWA
発売日: 2017/01/10
メディア: 文庫
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短編集過去編。後から考えてみると、俺妹の時も割と後半になって過去編をぶち込んでくるあたり構成的には一緒で攻めてるよね。寄り道がない分早いような気はするが。

・全力で休ませてください！

・仕事人間の休日、セクハラを添えて

・幼馴染の出会い

・昔の話

・告白

仕事の休日を満喫しながら一人一人のエピソード消化といった形で今まで薄かったメンツの部分を補うようなそんな感じ。

エルフは言わずと知れた痴女で今回もそんなエピソードかなと思いきや今回のエロ担当はムラマサ先生。ラッキースケベイベントお疲れ様です。幼馴染イベントはなぜ智恵が結婚の話を度々持ち出してくるかの理由や出会いの部分が明らかになったり。やっぱ共通の趣味の人間と出会った時は興奮しちゃうよな。

そして最後に紗霧との昔の話と告白。昔の話に関していえばなぜ二人がそれぞれの夢を目指すようになったかのきっかけ話。物語を読んでくれている人が楽しんでほしーなーと思って読んでいるので、ネガティブな投稿はやめて面白い作品に原動力になるような面白かったです！という言葉を大送ってあげようね、自分はすべての本の感想を書いていくスタイルだと思うのでその限りではないけど。

あと進行度的に今回はメインヒロインだけのルートで寄り道がなかったので気持ちを伝え合うようになったのはとても早い印象。9巻読んだ後に感想書いてあるから中身はわかりきっているが大丈夫だよね、この二人ならこの先もきっと。