旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

陽だまりの彼女

 

陽だまりの彼女 (新潮文庫)

陽だまりの彼女 (新潮文庫)

 

 

甘さありミステリーあり悲恋ありのファンタジー小説。解説の通りこの作品はいろんな見方ができるからいろんな人に楽しめる作品に仕上がっていると思う。
 
自分は恋愛面を好んでいるため終盤手前までは終始甘さしかなかったためこの落とし所は何処なんだろうとめちゃくちゃビビっていたが、そこに行き着いちゃうの⁉︎と思わず思ってしまった。いや、最後までラヴな部分見せてくれて良かったのに…
 
解説を読んでいれば自然と思い出す様々な伏線。真緒というキャラについて様々な場所に伏線が張ってあって驚きもした。しかし恋愛面ンンンン!
自分が消えてしまっても誰かに影響を与えた、そんな人生を私は歩んでみたいけど現状そんなことにはならなそうだなぁ...映画もあったのでじきに見たい