旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

私を知らないで

 

私を知らないで (集英社文庫)

私を知らないで (集英社文庫)

 

 

図書館で借りた本、つい先日に書いたタイトルとあらすじを書こうと思った一因の本。なんとなーく見つけた本が読メで登録数多かったので、タイトルとあらすじってやっぱり大事なんだなーと思いましたまる

 

タイトル回収もされており、とても面白かったです。主人公がなぜ大人びてたりトイチとか普通知ってたりするはずないやろ!と思ったが辻褄合わせが不自然に感じずうまかったかなと感じた。途中まで普通に読んでしまっていた影響で最後のタイトル回収にさしあたった時は思わず叫んでしまった。伏線はいっぱいあったのにね。

あとは高野の不登校の原因、あれは仕方ない。人間できることに限りはあるしましてや子供なのだから...自分もそういう立場になったことがないので絶対的な正解はわからない。動けない可能性の方が高いだろう、自分の身可愛さにね

あと最後の展開は恋愛脳の自分としてはifの部分を考えてしまいとても悶えた。なぜ、なぜなのか!と

 

タイトルとあらすじの興味本位だけで借りたが久しぶりにとても気持ちのいい読了感だった