旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

......なんでそんな、ばかなこと聞くの?

 

 終わりの、決して始まることのない物語。

 

自分的にはタイトルだけついている白紙のジグソーパズルといった印象。

主人公が記憶喪失で少しずつ少しずつヒントを得ながらなぜ自分が死者になったか探って行くお話で、読者も0からのスタートなので正解がわからない中組み合わせて行くっていう点からそういう風に捉えた(語彙力不足+多分言葉間違い)

正直にいうとこいつが2回目だって言われても、納得する理由は出て来ないし辻褄合わせがなかったので微妙でした。途中で挟まれる1回目の部分が初めに来てこれからの展開を匂わせる構成だったらもっと良かったかもしれない(何様)...しかしちゃんとタイトル回収されてたのは良かった。

読むの2回目で展開を知ってたらまた評価が変わるかもしれない、そんな作品でした