旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

俺もお前もちょろすぎないか2

 

俺もおまえもちょろすぎないか2 (MF文庫J)

俺もおまえもちょろすぎないか2 (MF文庫J)

 

 ・私をママにしてください(バブみかな?)

・好きとともに伝えられるあなたへの思い
・分かってしまうから許してしまう、真面目故
・私だって諦めきれない
・恋する少女のバレンタイン
 
お互いの気持ちが通じあい、甘々な日常を過ごしていくのかと思いきや、過去に告白した稀先輩から告白を受けてしまう。そしてその様子が気になる小津も本格参戦?とそんな感じのお話。
 
ただひたすらに甘い、二人の仲を割くものがいないというストーリー的に絶対的な信頼もありただただ甘いかった。甘い成分が欲しい方には大好物です、ありがとうございます。まあでも自分の場合はそこまで刺さらなかった残念ながら。一本筋が通ってるだけに逆に自分には問題が発生した。自分的にはすれ違いの恋愛模様を好むのでやっぱりかき乱す役割がそこそこ重要なんだよね。だから今後読んでいくとすれば稀先輩には是非とも頑張って欲しいところ。絶対諦めそうにないし自分のペースで話を進めていくしで。
 
だから今回は特に目立った波乱もなくやっぱりそうだよねで終わってしまってちょっと残念。1巻で流れはわかってるけど含みを持たせてくれた方が私は大変満足でした。次巻も多分読みます!

好きっていえない彼女じゃダメですか?

 

 ・扇情的な表紙について

・僕と帆影が付き合うまで
・ハーレムについて
異世界転生と現実
・それを言ってしまってはおしまいです
 
おっぱいとハーレム。(語彙消失)多分だいたいそんな感じの作品。一時期「ラノベ読み」というフレーズが話に出ていて、自分の中では色濃く覚えてる作品。
 
表紙の胸を強調してる点だったり、ハーレムものが多いことだったり、異世界者が多いとかだったりの話を真面目に帆影さんがなぜそうなったかブラコンな妹ちゃんに教えてあげるそんなお話。序盤からおっぱいばっかりだったのでそこらへんの話が好きな人にはツボが当たったんじゃないかな。わたしはそのノリは嫌いだけど。
 
全体的にこういった真面目なキャラが真面目にラノベについて語るってのは新たな切り口で面白かった。だけど玄人向け(何を持って玄人なのか)じゃないかな。あとは序盤から過去編てのが基本的苦手、だってそっから仲良くなる未来もわかるしそれでなくても他の人は蚊帳の外だったりするのでキャラの魅力がわかってからの方が個人的に好き。
まあでも大変楽しめたのでよし。続刊でロボものの話に期待してます。自分は読んでないのでどういう切り口で書いてくるか気になるし。

いまは、空しか見えない

 

いまは、空しか見えない

いまは、空しか見えない

 

 珍しく箇条書しきじゃなく感想書いていこうかなと

 
親の言うことを言われた通り過ごして来た主人公の坂上だが、その親に隠れながら自分の夢のために動き始める。その中で出逢ういろんな人との青春小説。
 
自分としてはまず読む前にこの本がどう言う本か確認しておけばよかったなんて思ったり。あらすじからは青春小説のような(他の方のおすすめも見て)感じがしました。どうしても生々しい表現って嫌いやねん。
 
さて本編については正直理解はあまり出来なかった。苦しい所があると言うのはあるけど正解ってなんだろなとも思うし自分が選んだ道でも思うように行かないことは多々ある。果たして自分の選択は本当に正しいのだろうか。いまこの道を進むことが本当に正解なのかと改めて思ったり。あと単純に父親に対して激しく憎悪を抱いた。いるよね、こう言う風に自分の子供は所有物みたいに考える考えの古い大人ってのは。相手のことを真剣に考えられていない。
 
という事で反抗し自分の力で歩き出したがそんな状況でも第2第3の壁が立ちはだかって人生はままならない、ハッピーエンドだけじゃ無いと思わせる作品でした。

14歳とイラストレーター 5

 

 イラストレーターが主人公(ここ重要)の5巻!今回は南の島でバカンス的な展開?(最初主人公が作者だと思って一部混乱してたのは馬鹿)

 
・出発、八丈島
・両親にご挨拶
・なぜイラストレーターになったのか
・ナスの悩みとお酒
・ののかの夢
 
そんなわけで今回はバカンス編。ちょっとこれを機にこの作品も読むのやめようかなと思ったり。まあ今回は箸休めみたいな感じで準備期間だから次から変わるかもしれないが評判次第といった感じ。てことで今回気になった点を列挙。
 
①白砂の故郷、八丈島
さらっと両親に挨拶したりする5巻ですが、メインで白砂が動いたりしなかったので非常に悲しい。出て来たばっかだしってのもあるけど故郷って部分で詳しい人間がいるならその人に頼っていろんなところ行ったりするんじゃない?そして白砂について詳しく触れて行った方がキャラについて深掘りしていいんじゃない?って思ったり。
 
②短文、薄口
今までどうだったかは覚えてないが今回は特に短文が目立ってた印象。わかりやすく言えば携帯小説的な短文が多い。ページの下の部分はあんまり文字埋まってなくて会話の中身が薄いような感じで気がしてならない。あとは話題を広く取り扱っているからかどれも薄口で、ここいいな!ってエピソードがなかったのが個人的に残念だった。大人だからあるのかもしれないけど、別行動ってのも気になった。そこら辺どうなんだろう?(あんまり集団で旅行に行ったりしないからわからないけど)
 
③バカンス巻
個人的にはこの作品はクリエイターの部分を押している作品だったので今回の話だとどちらかというとエロコメに振り切ってて作品らしさも自分の想像と変わってきたな、てのも思ったり。ハーレムが順調に形成されていますからね。この作者のもう一つの作品も自分にはあまり合いませんでしたし相性の問題かもしれない…(そいえば妙にエロっぽいシチュエーションも増えたよね)
まあこの話の性質上今回は仕方ないですけどなぜか許せなかった(短気)
 
てことで5巻の感想でした。

弱キャラ友崎くん 4

 

 ・球技大会と新たな課題

・家出男とまっすぐな少女
・やりたいこと
・終わりの始まり
・正しいことが許されるわけではない
 
初めての前後編の前編といった感じで今回は球技大会のお話がメイン。その中での友崎に対する新たな課題は紺野グループを如何にして球技大会にやる気を出させるか!
 
前回、初めて葵に対抗してきた友崎だがこの巻も成長している感がすごく現れててとても面白かった。やっぱり人が変わっていく様は見ていて面白い。紺野をやる気にするための鍵をぐみから得てくるとは思ってもいなかったのでとても驚いた、これからもぐみを活躍させて欲しい。文化祭なんてイベントもあるってわかってるからあっちの厄介ごととか巻き込まれるのもレベルアップには良さそう(完全に話が脱線しそうだが)
そして付き合い出す泉中村、動き出す紺野エリカ。明らかな僻みですねわかります、女性は一回キレると怖いね。正し過ぎたが故に標的にされるようになったたま。
 
そんな感じで4巻は終わり。たまが友崎を頼ってくるのはちょっと意外だったがこの似た者同士がどう変化するのか。友崎の成長を活かした話パート2なのでどうレクチャーしていくのか非常に楽しみな話である。今後にも期待。

物理的に孤立している俺の高校生活 4

・弟子入り少女は透明人間
・クマクマ緊張克服大会!
・運が良かった自分を変えたい
・弱みは強み
・修学旅行の予定

 

今回は3巻の結果を生かした形でミスコン上位になった蘭に対して弟子入り!今まで女子校にいた子の緊張克服大会と題して色々な改善策を出し合う、そんな感じ。あと中の口絵が表紙との差分で汗が滴っていたり、涙目で超エロかったです。

主なメインストーリーは人研メンツによる三者三様の能力強制話。それぞれがキャラの生かした直し方で癖の強いやり方でなんか新鮮。あとは思いの外、蘭の悩みが意外だったのでそこそこ楽しめた。助けられたけど逆にあんな悩みを持つとはね、事実ではあるけど

 

ていっておきながらだがこの巻からこの作品も読むの停止かな。おそらく主に2つ。
1.ジャンルの相違
自分が読もうと思っていたジャンルとは違っていたと思いちょっと休憩。なんでこの作品は受け入れないかと思ったが、おそらくぼっち視点というところが多く、優秀な人間がリードするって部分が少ないんじゃないからだと個人的には思っていたり。俺ガイルが許せてこの作品が許せていないのはおそらくそこ。自分がそっち側だったから違う世界を見たいのかもしれない。

 

2.高鷲の毒舌
相変わらず(?)な高鷲の毒舌に今回はやられてしまった。この作品の売りではあるんだけどどうしても付き合いきれなくなったので、というか今回はそこに結構注目してしまって気分が悪くなってしまった。こればっかりはキャラとの相性なのでどうしようもない。

 

てことでこれを機にこの作品も読むの停止。だいぶ好き嫌いが最近出てきてしまっているが読んでしまっているがゆえのことなんだろうか?あとは他の積み本があって見切りを付けている?

最強同士がお見合いした結果 2巻

 

最強同士がお見合いした結果2 (GA文庫)

最強同士がお見合いした結果2 (GA文庫)

 

 つかみは十分、残すは波乱を呼び込むサブキャラ要員登場。ということで2巻は隣国の王女が誘惑しにくるそんなお話

 
・その王女、素晴らしく天然である。
ポンコツ王子、警備の仕事で再会する
・国の為に、助けたくて
・女王の狙い、病気と帝国
・理由なんか一つ、友達だから
 
ということでポンコツ二人によるラブコメディ第2巻。基本押さえてるしこのまま巻数を増やしていってほしいという恋愛脳からのバイアスも掛かった主張。恋愛作品だと無条件に推したくなってしまう。ただ文庫のページの使い方はまだ慣れていないって感じだったけどね。今回は新キャラはレヴァーミント王国の(腹黒?)エリカの登場。エロいです…妹のヘソチラも素晴らしいです(変態)忘れてしまったが紋様ってどこら変にあったんだっけ?
新キャラ追加だが、見るからに当て馬感が激しく、最終的にこの二人を支える的な動きも見せているのでもうちょっと頑張ってほしい感があったかな。安定して二人の仲がいいってのはいいけど、それだけだと1巻から何も変わらないからね。個人的にはもっと腹黒的な要素で場をかき乱すみたいな展開が欲しかったし。ラストではお見合いの中立役を引き受けるわけだが、帝国側が触れている通り二人で国作っちゃった方が早いんじゃないかなwその方がだいぶハッチャケられる。まあそのためには反抗するための動機も必要だから頑張って続いてほしいな。(展開は願望)
てことで3巻もこれからの展開が非常に楽しみ。