旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

語り部は悪魔と本を編む

 

語り部は悪魔と本を編む (ファミ通文庫)

語り部は悪魔と本を編む (ファミ通文庫)

 

 最近何かと多いラノベもの、新人作家のデビューするまでの道のり+大人の恋愛的なお話。正直人のお勧めを見てから手に取ったのであらすじは手にとってから知りました、はい。

 

 これは今までの作家ものとは少し異色ぽかった。華やかという面よりも厳しさという面を結構割いていた。挿絵は章変わりの時だけだったので久しぶりにささみさんを思い出す...

編集者と作家の関係についてあとがきで触れられていたが、この物語を読んだあとだといい関係とは思えないように感じてしまう。いくら売れっ子の編集者だからって2年もほっておくは約束は守らないでは神田に対しての胸糞感が多量にあって自分には受け付けられなかった。最後に申し訳なさ程度に事情が書かれているが、ビジネスパートナーとしてその関係はどうなのだろうか?

あと好みの問題だろうけどメインヒロインが非処女が悪手と書いてあってそうか〜?といった具合、そうだったら昔とはめっちゃ変わってるね。なんかどちらかというとエロマンガ的な設定だと思ったことを記す。

 

ゲーマーズ DLC

 

 今回は短編集で箸休め巻...というわけもなく今後がっつり本編に絡んできそうな実況者雨野の誕生巻、しかし本編に絡んでくるのはいつか知らないよ?

 

ここにきてまさかの百合キャラ登場で違う側面見れるかなとはそんなことなく、絶賛勘違いが進行中、雨野は1級フラグ建築士やなぁほんと。トリックは最初気にせずのホホーント読んでたので終盤になってようやく気づいたけど固定概念てあるからそうなってしまうよね。最後には天道さんとの接触。てっきり家に襲撃したときに対面だと思ったので、ギクシャク具合がどうなっていくのかが気になるところ。まあまだ彼女という情報がないからそこまでギクシャクはしないのだろうけど・・・

異能バトルは日常系のなかで 12巻

 

 今回は短編集!しかも円盤収録ものだったりで円盤買ってない勢としては嬉しいところ。

 

今回は短編集ということでそれぞれの名前の命名について。もう6巻あたりからハッチャケてる作品だがこの短編集も例に漏れずハッチャケており、メタメタでその関係性どうなの?とも思うがおもしろいので全てよし!作品の荒探す人ですが面白ければ問題ありません、はい。というかここにきて懐かしの酢豚《パイナップル》ネタが出てきてよかった。不意打ちだったし真冬ちゃんはそうだよねw

そして11巻の運命子が死んだエピソード。最後の挿絵2枚、一枚は扉絵でこれまでと雰囲気違っててとてもよかったし、最後の挿絵は卑怯だ。こんなん泣きますよ。

 

ということで全巻追いついたわけだが...続きが早く気になるところですな。読者ではなく物語に参加するようになった相模がどう関係してくるのかとても楽しみ。

のうりんやらいのバトと人気作なのに1年近く刊行予定ないものがありこの作品たち大丈夫なのだろうかそんな今日この頃

異能バトルは日常系の中で 11巻

 

メタい作品第11弾、今回は一風変わって相模視点でのお話。なぜ読者になったのか明かされる巻

 

前巻からの引きで環との戦闘に大部分割かれるかと思いきやそんなわけもなく、主に相模といろんな人の絡みで最後に環戦

言われて見て思ったが確かに女子と男子とじゃ浮気に対する風当たりって相当違うよね、センテンススプリングなんてまさにそれだと思うし・・・この作品読んでるとほんと考えさせられる話題があってとてもおもしろい。

 

そしてもう一個、本好きだからこそ読めば読むほど面白くなくなる。

 実際自分はこの時点で1500冊読んでおり、最近売れ線のおもしろい作品が自分に合っていないということが多々あり、中高生だった頃に比べてあまり本を楽しめてないなー、という感想も出てきた。批判もよくするし、あの作品と比べて〜が悪かったとか評論家気取りだったりする。批判するのは確かに自由、だけど嫌な読者なんだろうな(自覚しているが)

...けどまあ作者がいなければいいなんてことはさすがに思わなかったけどね?

始まりの魔法使い 2巻

 

始まりの魔法使い2 言葉の時代 (ファンタジア文庫)

始まりの魔法使い2 言葉の時代 (ファンタジア文庫)

 

 今回は言葉の時代、言語が引き起こす問題。異世界なので獣たちも想像よりもちょっと違う展開

 

1巻から約450年後の龍歴500年から559年のお話

留学生を引き入れて魔法の発展をどんどんさせて行く前半部分はほのぼのしていて新たな発見がわかる過程はとてもワクワクした。後半はタイトル通り言葉から来る問題、猫に追われるあいつらとの対決。一度知能をつけるとここまで厄介になるか、という感じで進んで行く。知能だけでなく破壊力もあるから尚更。

今回のヒロインはボクっ娘ユウキ。これまた一生を扱うからずるい。前回と比べてぐいぐい来るキャラで子供っぽさが如実に表れていて癒された。それに意外な再会もあったので今後もどんどん陥落して行くのでしょうwそう考えるとニナも早くその一員になってほしいよね、見ていてつらいものがあるから。

一番好きなキャラはルカ。なんか面倒見のある娘ってすごくこう・・・グッと来るよね!!

放課後は、異世界喫茶でコーヒーを

 

放課後は、異世界喫茶でコーヒーを (ファンタジア文庫)

放課後は、異世界喫茶でコーヒーを (ファンタジア文庫)

 

 web版未読、異世界食堂とおんなじ感じなのかと思いきやこちらは食レポ薄目で異世界の人との絡みの方が主軸

 

一言で言って大満足。先ほど書いた通り異世界食堂を想像してただけにいい意味で裏切られたし、とても面白かった。この作品のすごいところで、作品がエタる(更新が途切れる?)にも限らずその作品がこうして書籍化されているところ。カクヨム版の分しか見つからなかったがどっかに転がってた...はず!確か2年くらい空いてたはずだからすごい、そしてこれを書籍化されてありがとう。多分このラノの期間内に読めてたら入れてたはずだから惜しいことをした...

異世界に来て不安に思うこともあるけど、適応するの大切だよね。新しい生活もそれだ

 

14歳とイラストレーター 3巻

 

 今回は姉とのイラストコンペ回。new gameを見てた影響で想像はしやすかったよね

 

一つツッコミどころとして、童貞を殺す服の描写が欲しかった...ケージニキのタッチで描かれるのがどんなもんかとね。

イラストコンペの方も理由がありブラコン具合が半端ない、この巻は完璧に彩華ですね、ええ。ののかの応援はもちろん伊藤ライフ先生を思い浮かべるよね!!

安定して面白いんだけど、自分にとっては今ひとつな感じで何かが足りない...前々から気になってはいるけどこれってなんだろね......読みすぎた弊害だろうか