旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

異能バトルは日常系の中で 9巻

 

 ルシファーサイドかよ、ということにより後回しにされた9巻。しかしきになる伏線も残してくれたので続きが気になる9巻でした。

 

ということで9巻だが、芥川と戸木のお話。似てほしくない奴のこと言われたらもう・・・ね。あとファンタジアの能力も詳細に語られていたが、主人格であるジャンルが出てきた時、全く関係ないがジャンヌダルクが思い浮かんだよね。FGOが順調に侵食してますね...はい。

そして今回の一くんの一言、成長と変化。意味としては全く同じように取れるわけだが、その成長が果たしていい変化であるかどうかはわからないよね、思ったり。なんかルシファーサイドの物語は問いかけが来るのでそれについて考えさせられてるような気がする。

ラストは4回目の優勝者があの人物!ということでそれが今後の展開にどう影響して来るのかが非常に気になる引き。

俺を好きなのはお前だけかよ 6巻

 

俺を好きなのはお前だけかよ(6) (電撃文庫)

俺を好きなのはお前だけかよ(6) (電撃文庫)

 

電撃文庫が一番推しているであろう作品6巻!今回は夏休みということもあり短編集

 

安定の面白さであり、遊びの書き方が巧い駱駝先生。しかしなぜだろう、巧いのはわかるんだけどいまいち自分の中で気にいることができない...

姉貴の気持ちもわかっている通り、目標が定まっているのにうじうじハーレムルート目指そうとしてるところで読めなくなってるのかな?みんなにヒロインスポットが当たってるからイマイチ誰が一番好きとか飛び抜けていいとかはまだ存在しない現在。パンジーは毒舌がなかったらなぁ...(キャラが薄くなる)

そして伏線が今回はちらほらと登場。 串カツ屋のライバル店の焼き鳥屋の彼女だったり名も知らない北海道の子。今後もヒロインが結構増えそうなので誰にスポット当てるのやら。この巻自体の伏線の回収の仕方は気づかれないように、さりげなーく進めていくのは さすが駱駝先生としか言えない感じでした。

14歳とイラストレーター 2巻

 

 レーターもの第2巻、あとがきより今回は権利関係をメインに据えた巻。前巻の修羅場的な不穏な流れがあるかと思いきやそんなことなく和やかに進んでいる

 

今回は権利関係ということで同人イベントにがっつり触れていた。以前ケージニキもりゅうおう描くことに当たってしらびさんに許可をもらったとかなんとかあった気がするしやっぱそこらへんは厳しいよね。©️は全然知らなかったけど。

そして今回のメインは原作者のマリィとののかの3人で長崎旅。マリィのキャラがめっちゃ立っててまたもやののかのキャラが薄く感じるな。果たしてののかはこれからもっと出番、というか魅せ場は出てくるのか?

あとなんでしょう...裸はエロい、湯船に入ってる絵面も。けどタオル巻いている絵ってなぜか萌えない気がする、同じ人いないかな?だからもうちょっとハラミとナスさんの口絵をね?あと制服で世話してもらのはフェティシズムが素晴らしい、ここの乃ノ香はめちゃくそえろかった。

そして最後の引き。このシリーズ気になる引きを毎回持ってくるっぽいのかな?展開同じなのに少し笑ってしまったけどw姉貴がどう絡んでくることやら

あんたなんかと付き合えるわけないじゃん!ムリ!ムリ!大好き!

 

 これは前情報なしで絶対読まなければならないので未読の方はブラウザバック推奨

それでも大丈夫の方は下に。

 

 

 

 

 

ということで感想としては、どうやって続けるのかがすごく気になる作品でした、珍しい引きを見た気がする、終わるための物語なんてね。ヒロインの魅力も天然入っていてかわいく仕上げられていてとてもよかった。

話題になってはいたので、タイトルの意味は結構気にしてたため最初から病気か幽霊かなーっと思ったけど食べれないって時点で、そっちか、と感じることができました。それだけだと普通だなと感じましたが、最後の締めで今後の展開がすごく気になる作品にシフトしていました。

そして日記の部分。これは月が戻った時に気づいたけど曜日もちゃんと確認して入ればちょっとずつズレが生じてるのよね、そういう遊びも仕掛けられてて良かったと思います。

 

 

14歳とイラストレーター

 

 ケージニキ企画のレーター側の職業もの。大体の作品はラノベ作家の方が焦点当たるからレーターを主軸にしたのは今までと違っていいよね、特に即売会とかかけるし

 

イラストレーターもの。全体的にののかをヒロインに据えてやっているんだけどキャラ立ち薄いしどうしてもナストキュウリが好きになるよね、絶対。癒し要素はののかすっごいあるんだけどね!中学生、やっぱそこは強い

どこか飛び抜けて上手いというわけでもないけど、この日常眺めているのは結構面白いのでどうなるのか期待。最後の最後で修羅場になりそうな展開なのでそこらへんどうなるか気になる、ナストキュウリの行動やいかに・・・

あとイラストレーターって1作30万くらいなのね、意外と少ない。雇われ業みたいなもんだし割とレーターは大変だなぁと感じたな。

同人トラブルも結構大変だよねほんと。参加してる側なのでそういうのはあまりはっきりとわからないが。最近は頭の湧いてるキッズが多くて表現のしにくい世の中にもなってるしそれで参加を辞退しなければならないことも発生してるしほんと残念で仕方がならない

交換ウソ日記

 

交換ウソ日記 (スターツ出版文庫)

交換ウソ日記 (スターツ出版文庫)

 

 元はケータイ小説文庫ということでスターツから新しく出版されたものっぽい。web版は未読なので変更点は知らない。

 

最初タイトルからは最後ちょっと展開だったり性格的にもドロドロした関係で進んでいくのかなと思ったがそんなことはなく正統派のお話でとても面白かった。しかしなぜ新しく出版したのに、広告を広げていないのかが気になるところ、いい作品なだけにその点がすごく気になった。イラストも付いているわけではなく純粋になぜ出版し直したのが謎な作品だと思った。(出版したおかげで知るきっかけができたのでそれは良かったが)

妥協しながら周りに合わせると優柔不断という面もあるが、逆に言えばみんながいい結果を得られるように最善の結果を選択する。どちらか、という選択をあえて選ばないというのも大事だよね。あまりそれだとそれはそれでどうかと流石に思うがね・・・

ぼくたちのリメイク

タイムリープモノ、タイトル通り10年前に戻りクリエイターになるための人生を再スタートさせる物語。

 

普段時間を扱う系は苦手だったがこの本は最後まで楽しく読めた。戻る前の過程が詳細に語られてなかったからかな? 

というわけでラブコメというよりかは青春小説で就職に失敗したのをやり直す感じ。いい具合に青春してて自分の大学時代はなんだったのかと考えさせられた...不意なトラブルがありならがらも今できることを最前に動く様子は今の自分にはない行動力でとても眩しかったな.

しのあきが可愛くて今後どう魅せてくれるかが期待、というかちゅるやさんが出てきて笑ったw10年前に戻ったということもあり、そういうネタが各所に見られてとても懐かしかったな。