旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

異能バトルは日常系のなかで 8巻

 

異能バトルは日常系のなかで 8 (GA文庫)

異能バトルは日常系のなかで 8 (GA文庫)

 

 千冬ちゃん回、学園コメディには定番の文化祭だよ!

 

前巻の感想でも書いていたが異能について全く触れないなーと思ってたらここにきて触れてきたからなんか見透かされてる感が少しして怖かったw灯代のお茶こぼしは確かに本来防げることだけど、彩弓さんのポットはあるべき姿が壊れた状況であるから、直せないものだと思ったが普通に治せるものか。あと千冬ちゃん、酢豚『パイナップル』いつまで引っ張るのw

 

ということで文化祭でロミオ・・・もとい、ロリオとジュリエットを演じることとなった文芸部のお話。今回で恋愛面の動きが一気に進んできた印象、特に千冬ちゃん。

一人だけ高校生じゃないけど、そのデメリットを一気に詰め寄った行動により意識はしてもらえるようになったんじゃないか。というかここまでくると気づかない方がおかしいよね(10巻読んだ今となってはそんなこともなるほどなーという印象)

 

 

異能バトルは日常系のなかで 7巻

 

 水着回遂に到来、ポロリはないよ!

 

ついにやってきた水着回。それぞれは自分の気持ちに気づき始めてからの展開なのでとてもニヤニヤできる場面が多かった。しかも一人一人やってくから工藤さんの時と話してた鈍感系主人公ではないというのならそろそろ気づいても良さそうではなかろうかw

それにしても異能の側面は全く影がなく日常系でほんわかしているなー、それがこの作品のいいところだけどwそしてついに灯代の秘密もついに明かされたので今後どう波乱に満ちた展開になって行くかとても楽しみ

異能バトルは日常系のなかで 6巻

 安藤が厨二になるための物語、「始まりの終わりを始めよう」

 

ということで過去編。読む方に至っては〜とか相変わらずメタった印象。そして明かされるメインヒロイン(まあわかってるけど)前から登場していた相模と環の恋人時代が描かれており安藤が普通の時代、今とは違って新鮮でしたね。

相模についてはメッタメタのキャラだったので、ここにきて読者兼テコ入れキャラなのかな?と気付いた。物語を最大限面白くなるように動いているけど、こんな傍観者がリアルでいたらいろいろときちい。

環については・・・女って怖い!ていうのが印象。まあそうやって思うように踊らされているわけだがそれでも面白く表現してあってとても良かった。最悪な形での再登場もあったし

 

あと最近改めてアニメを見直していたが、これはこの6巻を重きに置いて2クール制作が非常に良かっただろうなと思った感じ、メッタメタな内容だけにすごく良かったので。しかし1クールとなる急ぎ足という制作であんな感じだったのかな?相模とか桐生がいいキャラしててあれはあれで良かったけど

 

異能バトルは日常系のなかで 5巻

 

 今回はルシファーサイドという感じで日常系薄めのバリバリ異能物語

 

ちょっと最近は書くのがだれ気味になったので簡単に良かったところ

p68の「人生は一度しか読めない小説」このフレーズを読んだとき果たして自分は現在一度しかない人生なのに満足のいく人生を生きていけているのか、やりたいことをきちんとできているのかと考えさせられてた。と共にやりたいことをやりたいようにやる桐生の行動力の高さがとてもかっこよかった。厨二設定とかは...うん、自分もちょっと通った道だよね、割と抑えめであると思うけど(そうであってほしい)

それにしてもホビロンとか懐かしいなー......

君に恋するなんて、ありえないはずだった

 

 傑作、読む際には2冊一気に読むべし。「そして、卒業」を読まないとモヤモヤしてしまって終わってしまうため、苦しくて苦しくてとても辛いので早く読んでほしい。

(あと、このラノ投票外作品(自社製品のため)だが本気で投票しようか悩んだ。)

 

てな感じで内容は大医学受験間近の高校3年生の学園恋愛小説。

この本を思って最初に思ったことは主人公倫理君に近いかなーとかそんな感じ。いやだって眼鏡を外したらイケメン設定なんてそんな思い浮かばなかったし表紙でも見れちゃう扱いだし...

この作品は靖貴と恵麻の二人の視点で描かれており、メガネとネックレスでわかりやすく読みやすかったですし、酸いも甘いの部分も両方入っていてとても苦しかったです。が、またとても心地いいものでした。恋愛ものが好きな方には是非読んで欲しいオススメの作品です。こういうすれ違いこそが私の求めたもの!!もっとすれ違い作品増えて!そしてモヤモヤ感情を爆発させて悶えさせてほしい

閑話休題

この作品は受験生をテーマにしているのでファンタジー要素は一切なく、リアルに描かれていました。その分繊細に気持ちの変化が丁寧に描かれていたし、イベント毎を追うような構成で日々の毎日という風景がないだけ物語が一気に進んでいったのもとても良かったです。

1巻の展開だが、久美子が登場してからのヤキモチの部分が最高に悶えたし、文化祭での着ぐるみでのやりとりはほんと叫びたくなりました。諸々省略して最後、ここで終わるのかよ!というお預けをくらい今後の展開に期待しかなかったが辛すぎました。

 

とりあえず感想としてはもう1回読めと思える出来だからこの程度で。

そして最後にここはやってほしかったという点だが、着ぐるみの答え合わせである。この部分は回収されなかったので、少しモヤモヤしたがまあここまで拾ったら出来過ぎ感はあるよね(恵麻の顔真っ赤な姿を容易に想像できるし大丈夫だがw)事前に口止め部分も書いてあるし。

 あと遠くの大学に行くという点から月がきれいを思い出したのでこれも最後までやってほしかったなーと思ったり......

以上、超おすすめなので読んでないのは是非読めそんな感じ

楽園のつくりかた

 

楽園のつくりかた (角川文庫)

楽園のつくりかた (角川文庫)

 

 図書館から借りた本。前回と引き続き笹生さんの本。図書館行くときは一般小説の方も1冊借りるように意識しているがたまたま前回と作者が被って驚き。まあ同じ場所見てたから十二分にその可能性はあるのですが

 

裏のあらすじに書かれているように

1馬鹿丸出しのサル男

2いつもマスクの根暗女

3アイドル並みの美少女(?)

と繰り広げる田舎生活。

難しい年頃の少年少女を素晴らしく表現してあるなと感じました。内容としては150pしかないからラノベ以上に話は動かないのにとても楽しめました。根暗女と美少女は山村留学生として田舎の学校にやってきていたがどの子も闇を抱えているが、しかしその闇を抱えながらもとても強い少年少女だと如実に表れていた。サル男もなぜ馬鹿丸出しで行動してるけどこれは自分もちょっとこういう面があるかな。

優のメールについては、なんか大人な対応を取っていて不自然とは感じていたが読み進めて納得。通りで納得のいく展開に進ませているわけだ。解説でも書いてあったように2回連続で適当に借りてきたところもあるし、見所のある作家だ

ぼくらのサイテーな夏

 

ぼくらのサイテーの夏 (講談社文庫)

ぼくらのサイテーの夏 (講談社文庫)

 

 図書館でふと気に入って借りてきた本。考え方がためになった

 

階段落ちという危険極まりない遊びを行ってたがために、栗田と二人っきりでプール掃除をすることになった桃井のお話。

この本の考え方として時間の待ち時間について言及していた。人によっての時間の使い方、時間は貴重だぞという点。当たり前のことだけど改めて教えてくれるから一般の作品て好き。それに類似してTLであったちょっとした疑問。友達の家に待ち合わせの時なんだがこれは遅く行った方がいいらしいのね。今までそういう体験がなかったが、相手は部屋の掃除だったりをその時間までに済ませておく予定だから急に早く行っちゃうと困ってしまうということかな?経験がないので憶測だけど・・・待たせることはよくないという面はあるけど逆に早すぎると悪い部分もあるよね(本編とは全く関係ない)

閑話休題

少し思ったのが最後の展開が突然すぎてびっくりした、さすがに雑すぎない?wいや、ドラマは突然に始まるけどさすがにねw