旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているのだろうか 12巻

 

 

異端児《ゼノス》編が終わってベル達の成長がうかがえる12巻

 

強化種の彼(モス・ヒュージ)との戦いを主に扱った巻。異端児の出会いを経てモンターに対する認識が変わると思いきや、偽善者になることを選んだベル。それで仕方ない・・・

彼との戦闘は、知能がめちゃくちゃ高いので今までと違ったモンスター戦が描かれていた。とにかく罠にはめる要素が増えていたので今後この手の戦闘が増えると思うといろんな戦い方が出てくるので楽しみ。まあ強化種をポンポン出すのどうなのという点に入ると思うがw

あと個人的にキャラの立ち絵と紹介(ステ等)を見たくなったり。キャラが増えすぎてしまっているのでどういうキャラか忘れて、流しで読んでしまっているからそこらへんをどうにかしたい。読み直せばいいかんせんなかなか分厚いのでこれまた抵抗が。今後はベル以外のステを重点的に巻末紹介してくんねーかなー(今更そんなことしない)

後今更だが章変わりで挿絵挟み込むから通常の挿絵って少なくなってたりしてたのかな?(超今更)

SとSの不埒な同盟 2巻

 

 

再読、完結巻。Wデートと自分の気持ちに正直になった大輝とその結果。

 

1回目は窓子先輩の方が気に入っていたので正直この展開にはダメでした。しかしルチアに意識して読んでいたため前回と比べてすんなりと物語を楽しめた印象。

あと期待を煽るような書き方が望まれるが、この作品に至っては匂わせる部分がたくさんあり、読んでいて少し辟易しました。どうなのかという不安の部分で物語を楽しみたかったため少し自分の合うものとは違ったかなと。

しかし自分としてはSなので嗜虐心をそそられるSとMの関係のカップルが見たかった・・・(ほんと変態)

SとSの不埒な同盟

 

 

再読。Sコンビによる鑑賞会

タイトル通りの不埒な同盟。自分もSの気があるため、泣き顔とかの部分はとてもゾクゾクしました(変態)嗜虐心をそそられるとても面白い1冊

 

・第一の観察対象

・暮林先生との出会いといざこざ

・窓子先輩とバレーボール

 

もうお前ら付き合えよと言う感じですがどちらもSなのでそういう気を起こすことはなくとてもモヤモヤした読了感。だがそれがいい!窓子先輩とのやりとりは嗜虐心を大変そそられてとてもニヤニヤしました(変態)美園は最初の登場時とずいぶんキャラが変わっていくがツンデレっぽく仕上がっていきそれはそれでとても好みのキャラで大変良かったです。

ルチアに関しては149の挿絵が大変素晴らしかった。ちょっとしたことだけどSがMに回るシーンてすごくいいよね、ギャップがあって

妹さえいればいい。 6巻

 

妹さえいればいい。 6 (ガガガ文庫)

妹さえいればいい。 6 (ガガガ文庫)

 

 

内容は

・動き出したカニ公

TRPG

・声優オーディション

・新人賞授賞式

 

恋愛模様が加速した影響で動き出したカニ公。「その頃の彼女」で狂気を見せているが頑張りすぎだったから一気に爆発していたな。今まで変態性が真面目に、輝くために行動していたためとても眩しかった。今までの変態的なカニ公はどこいった!?

声優オーディションは何回も聞くから〜という感じのネタが来るのかと思ったら「フレッシュ」というフレーズネタ。これはシロバコ見ていてよくわかっていたので笑いました、本当にこういうことってあるんだなと。

新人賞授賞式で新たな新人達がお目見えしたのでこのキャラ達がどう動いていくか楽しみ。個人的に期待してるのは木曽義弘。おじさんキャラがあまり活躍しないのでもう少し活躍が見たい、武士言葉もかっこよかったですしw

あと第6回のタイトル読み上げでむせたりしたことがあったらしいが、自分的には面白いタイトルで逆に興味を惹かれたりしてたので正直意外でした。まあ作中のタイトルの場合絶対吹き出すけどねw

カニ公と伊月の関係が一気に進んだわけだが、この忙しい二人がどうなってしまうのか、カニ公はこの影響から燃え尽き症候群になってもおかしくないがどうなるか、今後の展開にも期待。

 

妹さえいればいい。 5巻

 

妹さえいればいい。 5 (ガガガ文庫)

妹さえいればいい。 5 (ガガガ文庫)

 

 

内容は

・編集部のおしごと!

水着回

・アニメのいざこざ

・伊月と京と春斗の恋模様

 

今回はTRPGパートもなくほとんど真面目な内容を取り扱っていた印象(前巻まで取り扱っていないというわけではありませんよ?)強いて変態性を上げるとすれば蚕の父親殴り込み。蚕は頭おかしいと思うよ、うん。ペンネームで活動してるとどうしてもこういう問題って起きてしまいますよね......(聞いたことは今までなかったが)

伊月のアニメの会議はとても熱かった。誰だっていい作品を作ろうと頑張っている、という姿勢が見えて、SHIROBAKOでアニメ関連の話はちょっとは知っていたつもりですがこの話で認識を改められました。そして、キャストも横流れだからああいう闇の部分もあるんですね。。。

今回は恋愛模様が一気に進んだためとっても甘酸っぱくて良かったです。京も春斗もよくやったよ。

 

ハッピー・レボリューション

 

 

三十路を迎えたキャリアウーマンのお話。

 

個人的に合わなかった作品。まだ働き始めていないので仕事の辛さという部分を知っていればもう少し感情移入できて読めたのではないかと。あと前回と同じように甘いものを期待していた分、仕事のことが多量に含まれてそれで合わなかった作品だと思われる。

内容としては三十路に突入した、やばい!とカッコいいおじさまとの出会い!と男尊女卑。

1つ目は三十路ってそんなやばいの?って感じでした。学生だからそう思うのは仕方ないと思うから時間が経ったら読み直すのもあり

2つ目は後輩くんかっこいい!けど私的には後輩くんだしもっとやきもちを焼いているシーンを見たかった感じがします。

3つ目、『女はいいよな』、って押し付けが激しく読んでいてとても辛かったです。この壁に対してスカッとする内容が盛り込まれていたら良かったのですがフラストレーションが溜まるだけで少し辛かったです。私は別に頑張ったら頑張っただけ評価される世の中は間違ってはいないと思うし、あっちも必死だったんだと納得してしまう状況は悔しかったし読んでいていて辛かったです。

 

始まりの魔法使い

 

始まりの魔法使い1 名前の時代 (ファンタジア文庫)

始まりの魔法使い1 名前の時代 (ファンタジア文庫)

 

 

最高でした。人の一生を扱うのは卑怯、良作に決まっている。

webのカクヨム版は未読。ということで竜に転生した男性の物語。

 

転生した世界のシステムを説明しながら、名前や魔法について少しずつ解明され的はいろいろと出来ることが見つかっていくのは開拓しているという感覚がありとても面白かったです。

また、アイの村でまた供物の話になった時のアイがほんと可愛かったり怖かったりでキャラ立てが素晴らしかったなと、一気に好きになりました。そして30話の引き、こんなの見せられたら追うに決まってる、これからの展開も期待。