旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

あのねこのまちあのねこのまち 弐

ゆったりまったりとした猫又のフミがお送りするお悩み解決ファンタジー。内容は

・釣り師フミ、操離を釣る

トイレの花子さんならぬトイレの片瀬さん

・何かを得るためには何かを捨てなければならない(布団叩き)

・迷いを断ち切る妖刀名守

・後悔とこれから

 

ゆったりまったりとした雰囲気の中で色々な伏線をシリアスな話もあるしほっこりする話もあり、今回もとても楽しめるお話だった。操離の伏線だったり、話の区切りのオチで笑いを取りに来てる時もあったりで表現の仕方がうまくとても面白い。

最後はシリアスパートで1巻とは違い、今度は幸一がフミに支えられるという1巻とは逆の構図で描かれていて対比もあると思うからうまい。

新キャラは未来を見通す萩丸、天狗少女二人、波野と小柚子が今後も出てきそうかな。

萩丸は謎を呼ぶキャラでミステリアスすぎる、今後どう絡んでくるのか非常に気になる

幼女枠は貴重なので今後も出てきた欲しい(変態)八千代さんの力になりたいと思う姿にほっこり

続刊については特に触れられていなかったがまだまだ続いて欲しいなー