旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているのだろうか

異端児《ゼノス》編を読み終わり眠気が吹き飛んだため、珍しくまとめ。

一時の気まぐれ

 

9巻《邂逅》

異端児《ゼノス》と呼ばれる知性を持った喋れる怪物たちとの遭遇、そのことについて書かれてあり基本ウィーネかわいいとかのほっこり話。知性を持っている怪物たちは果たして地上の人間と分かり合えるのか、という感じで溜めの巻。しかしその裏では知性のあるモンスターで商売しているファミリアが活動しており...

 

10巻《救出》

怪物を売りさばき、血の呪いに従って人造迷宮《クノッソス》を作り続けるディックスとの戦い。ウィーネたちが囚われてしまい助けようと人間に相対し、立ちはだかるイケロスファミリア、そして黒い雄牛...

犠牲を出しながらもなんとかイケロスファミリアから異端児達を守りきった巻。しかしリトルルーキーは手柄を独占もといウィーネを助けるため冒険者達に牙を剥く。ひと休息つく巻

 

11巻《再戦》

リトルルーキーの失墜。地上にでてしまった怪物達が再び迷宮に戻るため、ダイダロス通りにて人造迷宮を目指す戦い。べル達VSロキファミリア。ベル達は立ち上がる、自分たちは知っているから、自分たちと相違ない知性を持つモノを。己が運命をかけて少年は走る、守るモノのために。今までのメンバー総出演、そして再会──再戦。知性を持つ怪物との遭遇に戸惑うロキファミリア。英雄回帰のために動くヘルメス。様々な思惑が混じり合う異端児編最終巻。

 

 

 

とてもボリューミーな構成。分厚かったため後回しにしていたが一気読みにより読了。様々なキャラが出てくるためキャラのおさらいはしっかりして読みたい。何人か自分の記憶と合ってるか怪しい...

2冊目で少しお預け状態を食らったが3冊目はそれに満足できる鯖らしい内容だった。正直、ベルの失墜から最後のアステリオス戦の英雄回帰は吐気がするが、p433のアステリオスの再戦における次の戦いの約束は熱くならざるを得ない、ベル君のライバルはやっぱり君なんだね...

そして気になることとしてアイズとウィーネの邂逅。ウィーネに対して恐れていたことから過去の部分に関係していてそこに踏み込んだ話が今後本編で語られるのかな?

また人造迷宮の鍵が4つしか出てきてない(?)がその点でどう波乱があるか。1000年の系譜であるが鍵の再利用については数代まであるから鍵はまだ出てくると考えられる。

人造迷宮、異端児が今後またどのような火種になってくるのかそこが楽しみですね。次編は休憩かな?再戦に向けて色々と落ち着くので再戦の刻が待ち遠しい...