旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

2017 8月読書記録

8月の読書メーター
読んだ本の数:20
読んだページ数:6019
ナイス数:7

阪急電車 (幻冬舎文庫)阪急電車 (幻冬舎文庫)
読了日:08月04日 著者:有川 浩
金曜日の本屋さん (ハルキ文庫)金曜日の本屋さん (ハルキ文庫)
読了日:08月05日 著者:名取佐和子
佐伯さんと、ひとつ屋根の下 I'll have Sherbet! 1 (ファミ通文庫)佐伯さんと、ひとつ屋根の下 I'll have Sherbet! 1 (ファミ通文庫)
読了日:08月06日 著者:九曜
始まりの魔法使い1 名前の時代 (ファンタジア文庫)始まりの魔法使い1 名前の時代 (ファンタジア文庫)
読了日:08月08日 著者:石之宮 カント
妹さえいればいい。3 (ガガガ文庫)妹さえいればいい。3 (ガガガ文庫)
読了日:08月08日 著者:平坂 読
妹さえいればいい。 4 (ガガガ文庫)妹さえいればいい。 4 (ガガガ文庫)
読了日:08月08日 著者:平坂 読
瑠璃色にボケた日常 (MF文庫J)瑠璃色にボケた日常 (MF文庫J)
読了日:08月09日 著者:伊達康
SとSの不埒な同盟  (ダッシュエックス文庫)SとSの不埒な同盟  (ダッシュエックス文庫)
読了日:08月12日 著者:野村 美月
SとSの不埒な同盟2 (ダッシュエックス文庫)SとSの不埒な同盟2 (ダッシュエックス文庫)
読了日:08月12日 著者:野村 美月
妹さえいればいい。 5 (ガガガ文庫)妹さえいればいい。 5 (ガガガ文庫)
読了日:08月17日 著者:平坂 読
妹さえいればいい。 6 (ガガガ文庫)妹さえいればいい。 6 (ガガガ文庫)
読了日:08月17日 著者:平坂 読
ハッピー・レボリューション (メディアワークス文庫)ハッピー・レボリューション (メディアワークス文庫)
読了日:08月19日 著者:星奏 なつめ
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか12 (GA文庫)ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか12 (GA文庫)
読了日:08月20日 著者:大森 藤ノ
魔女の旅々4 (GAノベル)魔女の旅々4 (GAノベル)
読了日:08月23日 著者:白石 定規
ラノベのプロ! 年収2500万円のアニメ化ラノベ作家 (ファンタジア文庫)ラノベのプロ! 年収2500万円のアニメ化ラノベ作家 (ファンタジア文庫)
読了日:08月23日 著者:望 公太
物理的に孤立している俺の高校生活 (ガガガ文庫)物理的に孤立している俺の高校生活 (ガガガ文庫)
読了日:08月24日 著者:森田 季節
りゅうおうのおしごと! 5 (GA文庫)りゅうおうのおしごと! 5 (GA文庫)
読了日:08月24日 著者:白鳥 士郎
ひきこもりの弟だった (メディアワークス文庫)ひきこもりの弟だった (メディアワークス文庫)
読了日:08月25日 著者:葦舟 ナツ
異能バトルは日常系のなかで (GA文庫)異能バトルは日常系のなかで (GA文庫)
読了日:08月27日 著者:望 公太
ゴブリンスレイヤー (GA文庫)ゴブリンスレイヤー (GA文庫)
読了日:08月30日 著者:蝸牛 くも

読書メーター

ゴブリンスレイヤー

 

 ゴブリンを狩る戦士のお話(甲冑姿で怪しいけどゴブリンじゃないよ!)

 

文頭をほぼ統一したり、キャラに名前がなく他の作品とは大きく違っているように感じました。ですがキャラに名前のないという所はこのキャラたちが「記号」のように思えて愛着を持てずあまり好きになれなかった。名前の方が覚えやすい、という点もあると思います。てな感じな評価で今後は読まないかなー。

 

ゴブリンはゲームだと最下位のモンスターな位置付けだけど、実際人間のようなモンスターが徒党組んでたらまあまず返り討ちにあいますよね、そりゃぁ。慢心、ダメ、ゼッタイ!!

展開に関していえば最後のギルドのみんなで問題に対処するシーンは燃えましたね、普段は白い目のような態度を取っていたが、助けてくれと頼んだら快くみんな協力してくれる......そんなギルドの風景が素晴らしくよかった。だけに、読めない部類なのは少し残念でした。

 

あ、自分で調べればよかったがレーア(ホビット)についての記述があれば嬉しかったかな。確かそんな記述なかった気がしたので

異能バトルは日常系の中で

 

異能バトルは日常系のなかで (GA文庫)

異能バトルは日常系のなかで (GA文庫)

 

 

頭空っぽにして読める厨二病全開の日常系のラノベ、設定とか深く考えなくていいんで久しぶりになんも考えずに読めた作品、めっちゃよかったです。

 

読むきっかけはyoutubeを徘徊していたら例の演技の部分を発見して、そういえばアニメも少し追っていたが作品を読むまで至らず。最近の本は自分に合わなくって来たし読んでみるかーと思い読了、、、大変素晴らしかったです。

 

主人公がオタクの影響か感情移入がしやすくとても読みやすかった。終盤の生物創生やら蘇生についてのことはオタクならではだけど、真っ先にそんなこと思いついて対応するお前は素晴らしい主人公だよ(へっぽこ能力だがw)あとコンセプトが今の自分に合ってた。異世界物に辟易していたが中身は日常の学園コメディ、こういうのを読みたいんだよ私は...てな感じですごくよかった。

最後の伏線で、今後異能バトルに突入する流れがあるのは確実だがこの作者のノリならギャグ満載で描いてくれるでしょうw

 

最後の酢豚(パイナップル)は卑怯だと思いましたマル

引きこもりの弟だった

 

ひきこもりの弟だった (メディアワークス文庫)

ひきこもりの弟だった (メディアワークス文庫)

 

 今読むべき本ではなかったなーという後悔。これの影響で考えなくていい時に、今後の人生について考えて虚無感に陥ったりしたので ......ドラマを期待してる場合読まないほうがいい、都合のいい展開やら読了感がすごくいいというのもないので、感想は別れると思う。

 

タイトル通り、「引きこもりの弟」の物語。正直序盤は物語が動かなくて苦痛、100pあたりで動き始めるかと思いきや、250あたりから核心に触れ始める動き始めた印象。

兄貴の引きこもり理由についてだったり、坂巻について触れる要素が少なかったので消化不良感をすごく感じました。千草と啓太の人生については、最近障害者の企画見たりで、真っ先に自分はましな方だと、恵まれているという、ゲスい考えが浮かんだので後々考えると、気持ち悪い読了感であったなという感じ。ただただ盛り下がるだけだったので合わない作品だった。最後の部分もよくわからなかったという面の方が強いので何年後かに読んだら感想が変わるかな?

物理的に孤立している俺の高校生活

 

 

シャーロットの能力をすごくしょぼくした世界観というのが最初によぎった感想。という感じで学園SF

 

舞台は高校2年生から始まるため、設定厨としてはいろんなことが気になった作品でした。主に気になったのは能力者が集められてる割にそれに対する風紀委員がいなかったり教師が主要キャラで出てこなったりで、割とこの学校では平和なんだなー・・・しょぼい能力群なので問題がないと思ったが、でもドレインて強力すぎないか?

 あと集める割に授業だけでコントロール系の描写がなかったのも、2年生だがらかな? 以上、気になる点

 

という感じですが普通にまとまっててよかったです。えんじゅと業平のやりとりは最高によかったし、愛河のためにあそこまで本気になれるおまえらは最高の友達だよ......あとエリアスがいい感じのいじられキャラなので次巻はここら辺を掘り下げて内容があったら嬉しい。

ラノベのプロ

 

 

タイトルからわかるラノベ作家モノ。この作品は他のやつと一味違うかと

 

今までラノベ作家モノはそこそこ読んでるような気がしますがほぼ仕事関係だけを扱っている作品はないんじゃないかなと。ギャグ調とかもそこまでなく、売れっ子の作家だがその中でも悩み進んでいている様子がありありと書かれているような感じがした。

告白が少し早い気がするが、鈍感系主人公でもないので付き合うことになったらいろいろと攻めていき甘酸っぱいところが増えるだろうし、ラノベ作家という軸もあるので、アニメ化作家という軸からどう展開して行くのかが楽しみ。

 

ユマについてだがラノベを理解できないキャラは珍しいかった。理解しようと努力する京とか最近見てたので特にそう感じた。そして周りが知っているという前提で話が進むからユマにとってはあの環境はものすごく辛いよね。最初に書いてあったラノベ作家ネタが売れるがどうかに少し近いんじゃないかなーと思ったり

 

てな感じで告白の返事が2巻でまとまりそうなので、すごい2巻が楽しみ!

魔女の旅々 4巻

 

魔女の旅々4 (GAノベル)

魔女の旅々4 (GAノベル)

 

 

祝、打ち切りからの復活。ありがとうありがとう・・・打ち切りなんて正直知らなかったのでそのことにびっくりした。3巻の感想見てたらタイトル回収してたしそこそこやばそうだったんですね。単行本という点から手を出しにくいという問題が結構あると思うがみんな読んで!面白いから!(正直私も単行本という点で手を出しにくい人だった)

 

今回はあとがきで各話のコメントがあるし大体割愛。

いつもながら思うがオチの部分の書き方がほんとうまい。ロールキャベツと毒林檎についてや『美食家が唸る料理』のことだったり。短編ばかり書いてるから作者の引き出しどうなってんだと驚愕させられる。寝るたびに忘れ去られてしまうキャラ、アムネシアの話は重めの話が多かったね。忘れられる、相手の記憶に残らないという話は辛いですよ。。。

今回はキャラクターが口絵で書いてあってonly girl...かっこいいおじさまキャラとか欲しいが可愛いから許す。ユーリィはサヤとも関わってるし今後も出て来そうなので5巻以降も無事続いて欲しい・・・そして女性キャラばかりだから百合展開にならないのは悲しい。旅ものだから濃い恋愛は扱いづらいという面はあるかもだけど、主要人物でそういうのも見たかったり。

 

余談

この前ラノベで女主人公が売れづらいとかあったり、ツイッターでもそういう話をしたが、本能的にかっこいいシーンを求めてしまうのかも。そしてラノベの場合どうしても文章の表現になってしまうため魅せにくいという面が問題点で上がってくるような気がする。

 

なんか今回は不穏な言い回しが多い・・・面白いから続いて欲しいけど、商売だから利益を追求する上で打ち切りという判断が取られる。わかってはいるけど世知辛いよね・・・ちょうどそれに関する本を読んででで