旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

異世界食堂

 

異世界食堂 1 (ヒーロー文庫)

異世界食堂 1 (ヒーロー文庫)

 

 

オフィス街に程近い商店街の一角、犬の看板が目印の雑居ビルの地下1階にその店はある。猫の絵が描かれた扉の食堂「洋食のねこや」。洋食屋といいながら、洋食以外のメニューも豊富なことが特徴といえば特徴のごく普通の食堂だ。しかし、「ある世界」の人たちにとっては、特別でオンリーワンな一軒に変わる。「ねこや」には一つの秘密がある。毎週土曜日の店休日、「ねこや」は“特別な客”で溢れ返るのだ。「土曜日の客たち」=「ある世界の人たち」にとっては見たことも聞いたこともない料理ばかり。特別な絶品料理を出す「ねこや」は、「ある世界」の人たちからこう呼ばれている―「異世界食堂」。そして今週もまた、チリンチリンと鈴の音が響く。

 

飯テロ本。短編集という形を取っていて料理ごとに章分けされている。母親に料理をねだる具合に胃袋を刺激されました。案外日本の料理って結構恵まれてるんじゃないかなー感じる1冊。おいしいご飯を日々たべれることに感謝。お好み焼きの話ではシーフードか肉の論争になったり、サンドイッチでは何が一番合うかで争ったり。普段我々は口にしているから特別視はしていませんが7日に一度の特別な料理だからこそこういう話題に事欠かないのかもしれませんね。おいしい1冊でした。

 

前日、バイトで遅く帰ってきた時の夕飯はオムライスでした。夕飯は食べれなかったので代わりに朝は余りのチキンライスを食ってお出かけ。熱々の卵に柔らかいご飯...オムライス食べたかったなぁ...