旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

ファイフステル・サーガ 2

 今回は毒殺されるのをなんとか回避しようと四苦八苦する形。ついに邂逅を果たすことでカレルとヴェッセル、案外早かったなと思ったけど年月進むスピードも速いしあとがきでも魔王が出るくらいまでは続けられそうとか書いてあったので案外早く魔王も出てくるのかもしれない。今回はちょっとしょぼめな貴族くんが敵役として登場。内容として貴族らしいという理由だけれども2巻でさらに盛り上げる敵役としてはあんまり良くなかったかも。

 
サービスシーンもあって前巻からのイェッタだったりセシリアとの初夜だったり...だけど個人的に直接的な描写の部分が嫌い。ラストの初夜の部分もガッツリ書いていたらしいけどラノベはそういうものとしてみてないので今後どうなるやら。健全な小説であることを祈る。
 
あと、この作品は随所に未来から見た視線が多く伏線が分かりやすいというか機能してない部分があるのだと思うけれども知らないよりかはいいのでこれはこれでありかもしれないが...どっちがいいんだろうね。知っておきたいという気持ちもあるけど自分で見つけたいという楽しみもある、解明された時はヤラレタって思うし。今回のドワーフの祝砲なんてまさにそうで。まあ全部が全部開示されていないのでこのぐらいのバランスがちょうどいいのかな?