ファイフステル・サーガ 2
ファイフステル・サーガ2 再臨の魔王と公国の動乱 (ファンタジア文庫)
- 作者: 師走トオル,有坂あこ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/09/20
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (1件) を見る
今回は毒殺されるのをなんとか回避しようと四苦八苦する形。ついに邂逅を果たすことでカレルとヴェッセル、案外早かったなと思ったけど年月進むスピードも速いしあとがきでも魔王が出るくらいまでは続けられそうとか書いてあったので案外早く魔王も出てくるのかもしれない。今回はちょっとしょぼめな貴族くんが敵役として登場。内容として貴族らしいという理由だけれども2巻でさらに盛り上げる敵役としてはあんまり良くなかったかも。
サービスシーンもあって前巻からのイェッタだったりセシリアとの初夜だったり...だけど個人的に直接的な描写の部分が嫌い。ラストの初夜の部分もガッツリ書いていたらしいけどラノベはそういうものとしてみてないので今後どうなるやら。健全な小説であることを祈る。
あと、この作品は随所に未来から見た視線が多く伏線が分かりやすいというか機能してない部分があるのだと思うけれども知らないよりかはいいのでこれはこれでありかもしれないが...どっちがいいんだろうね。知っておきたいという気持ちもあるけど自分で見つけたいという楽しみもある、解明された時はヤラレタって思うし。今回のドワーフの祝砲なんてまさにそうで。まあ全部が全部開示されていないのでこのぐらいのバランスがちょうどいいのかな?