旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

ようこそ実力至上主義の教室へ 9

 

 今回は一ノ瀬保奈美巻。前回からの予告通り坂柳が動き出し一ノ瀬を狙い撃ちにする巻。前回に引き続き自分的にはあまり刺さらなかったけどなぜか他の作品と違って続きが仕様になってるから書き方がうまいんだろうなって思う。

 
意外と事件は多くて
・平田の争奪戦が始まりそう
→その裏で恵は清隆にさりげなく(?)チョコを渡したり
・一ノ瀬の良くない噂騒ぎ。
→坂柳が南雲との絡みがあったが最後に成る程と思った。
・最後の章で綾小路
→今回の綾小路の動きを回収しておりいろんな思惑を回収してとても面白い。
 
ネガキャンしかしてないがなんだかんだで読んでしまうこの作品。南雲は前回の真っ向から叩き潰すというタイプではなく絡めてで相手をどうにかするというタイプなので基本的に動きが陰湿。あまり好きになれないし強そうとも感じないのが南雲の現時点の印象。
今回の動きによって明らかに今後マークされるであろう綾小路が南雲が楽しみ。あと着々と櫛田への対策を考えていて今後の展開も非常に楽しみ。次の巻で2年生かな?と思ったがもう一回3年生に触れるのかな、試験がもう一つあるってわざわざ言って来たくらいだし。