旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

六人の赤ずきんは今夜食べられる

 

六人の赤ずきんは今夜食べられる (ガガガ文庫)

六人の赤ずきんは今夜食べられる (ガガガ文庫)

 

 

おそらく単巻もの。(というか単巻ものですね、はい)裏切り者の赤ずきんは誰なのか、ミステリーの部分もありながらその黒幕との戦いもあるというミステリーとバトル両方楽しめる作品。まあ基本的に自分はバトルものは嫌いでミステリー調が深くあった方が好きなのでこの本はそこそこ。というよりこの本はミステリーの部分がもっと深くした方が楽しめる作品だったと思う。
 
いい点は最後までミステリーを楽しめたので良かったかな。誰が裏切り者かは明かさまれるまでは全く分からなくて自分では予想が立てられなかった。そんなミステリーを読んでいるわけではないが予想は立てたかったが勢いで読んでってそんな暇なかった。
見所としては自分の視点だけで考えているだけでは物事は解決しないということ。いろんな視点で考えることが必要だったということね、赤ずきんだったり狼だったりとね。