旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

妹さえいればいい。 10巻

 

妹さえいればいい。 (10) (ガガガ文庫)

妹さえいればいい。 (10) (ガガガ文庫)

 

 ついに千尋くんが男であることをカミングアウト、自分の待ち望んでいた展開だが、1巻当時これが始まったら読み込もうといった気持ちはどこにいったのか。結局約束は守らずに2巻は去年の夏から読了、過去記事振り返ったらアニメ化の際に読もうと思ってたのね。

 
今回は3年縛りの話であったりいつものTRPGがなかったり下ネタがきつくなかったりと変態成分が全然なかった印象。読みやすさはすごくあったけど伊月の変化ということもあり、勢いが感じられなくなってしまったような気もする。
あと前回の感想で文字ということで明文化すればいいとか感想で書いていたけどそのことについて触れていたりもして、私のじゃないにしても感想見て回っていたのかなと感じていたり。まあでも作家に優しすぎる内容だとは思うけどね。デビューしてもそんな売れるなんてないんだし絞った方が売れると思う。あと水モノだからってことはせず契約関係しっかり結んで締め切りはしっかり守ろうよとも思ったり!(真面目な人並感)
ただの自分のエゴの感想になっていますね、私は正しい!!って
 
他は妹ができての日常的な話と初の打ち切り、そして伊月の苦悩だったり。今回はあとがきで少し文中の表現だったりについて触れているので先に読んでいたほうが良かったかなと思ったり。疲れるのであまり読み返そうと思っていなかったが、気になる方はあとがき先に読んだほうがいいんじゃないかな。