旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

彼女のL ~嘘つきたちの攻防戦~

 

彼女のL ~嘘つきたちの攻防戦~ (ファミ通文庫)

彼女のL ~嘘つきたちの攻防戦~ (ファミ通文庫)

 

 

・嘘が見える僕、真実しか話さない子と、終始嘘をつく子
・親友について調べて欲しいの
・お菓子づくりと佐倉さん
・父さんと嘘
・真実を言わない優しい嘘
 
タイトルと絵に惹かれて購入。前作は「リンドウにサヨナラを」書かれていた人ですが書く力魅せる力ある人は違うなと読み終わったあと作者に気づいて思いました。(読み始める前まで忘れてた)
 
内容は嘘が見える主人公はなぜみんな平気で嘘をつくのかと嘘をついている人を毛嫌いしている人間。ある日学校で親友の死について相談されそれが普段から嘘をついているクラスメイトだった。私が殺したという彼女の言葉は本当か、そんな感じの本
 
青春要素もりもり出しラブコメ要素もありでとても面白かった。主人公が嘘が嫌いって理由にもしっかり触れていて、親の言葉で自分のことについても悩んでいたりするがちゃんと話し合うことで解決できたのでよかったなと。
 
事件については理解に時間がかかったりしてちょい辛かったけど良かった。欲を言えば2冊でゆっくり読みたかったけど今のご時世それは無理だよね。単巻完結っぽいけど佐倉の親だったりで充分続けられる要素があるので出たら読みたいなー