旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

フリーライフ  ~異世界何でも屋奮闘記~1

 

フリーライフ 異世界何でも屋奮闘記 (角川スニーカー文庫)

フリーライフ 異世界何でも屋奮闘記 (角川スニーカー文庫)

 

 フリーライフなスローライフ。あとがきに記述があるが序盤の説明もなく、終盤の堅苦しさもない中盤のゆったりとした雰囲気の作品

 
・その男、何でも屋の店主
・学院の先生になる
・学院の妖怪、アートウィキ信者
・繁殖期と冒険者ギルド
・休日につき羽を伸ばす(?)店主
 
ゆったりスローライフもの。先ほど書いた通り中盤の雰囲気を大事にした作品でゆるゆるとした空気が自分にはあっていてとても面白かった。でも一つだけ気になることがあって奴隷市場の話を読みたい…!まあ一つだけ明かされてない話って点もあるのかもしれないが、私気になります。
 
一番気に入ってるのは先生パート。教えていきどんどん成長していく様子は新たなものを発見するということもあってとても良かった。ニート体質なところもあるからちょっとロクでなしに通じるものがあるのかもしれない。
 
今回は準備段階だが、キャラについても説明はユミエル以外はしっかりされてるので読みやすかった。このゆるゆるっとした空気だと恋愛展開はあまり期待できそうにないがこの作品はその空気感が売りなのでそれはそれであり!