旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

俺もおまえもちょろすぎないか

 

俺もおまえもちょろすぎないか (MF文庫J)

俺もおまえもちょろすぎないか (MF文庫J)

 

 タイトル通りヒロインもヒーローもちょろいキャララノベとなっておりまする。最近のノベルゲーやってても自分はキャラゲーの方が好きだったのでこの作品はガン刺さりだった。

 
・その告白はいつものセリフと違っていた
・ハッキリ好意を口に出す男の子
・真面目に受け取ってしまう女の子
・大事にしたいから、態度に出るんです
・お祖父さんとの約束
 
告白から始まり、そこから好きという感情を教えて行くというそんな展開のお話。好意をハッキリ口に出してその結果つぶも恥ずかしがるわけで、とてもニヤニヤする展開が多かった。思いを伝えることっていいよね...ってそんなことを思わせてくれた。あと終始甘いのでラブコメ成分が最近不足していてたので大満足の作品でした。最後のオチはこの作品だからって感じでちゃんと告白の意味とかにも触れていてとても良かった。思い出を、笑って振り返られる関係の異性と巡り会いたいものですね(遠い目)
大人のゲームを書いているライターさんでしたが、その勢いはこの作品でもあったんじゃないかと。でも幼馴染のキャラが関わってくるのか来ないのか微妙な立ち位置だったので次巻は表紙なんだしもっとグイグイくるのかな?と期待している。(もう発売してしまってるがね)
あと自分は読んでるときに声が再生されることが度々あるが、最近の見たものに影響されるんだなぁと色濃く感じさせられた。後半は夢中になって忘れちゃったけどね!