旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

優雅な歌声が最高の復讐である

 

優雅な歌声が最高の復讐である (電撃文庫)

優雅な歌声が最高の復讐である (電撃文庫)

 
スポーツ系ラノベ。怪我をきっかけにサッカーを辞めることになった荒巻隼人と5オクターブの歌声を持つRUKOとのボーイミーツガール。
 
出会った時は最高に仲が悪かったがある出来事をきっかけにデレていくのは読んでいてとても面白かった。138ページの「俺の言葉」ってところはその発言の意味含ませていてそういう基本的なところ抑えられててすごいよかった。ストーリー的にはすごくよかった。
 
あとp80の「思考を止めてはいけない」こういう考え方というかためになる話は結構好きなのでそのことを意識して書かれてキャラに魅力が増していた、先生のね。
ただ一つ難点あげるとすればサッカーの描写が濃いのでライト層には口説くて読むのが辛いかなという点。丁寧に描写してるとは思うけどそのプレイの素晴らしさじゃなくて、できた達成感というものを生えるように見えたらすごくよかったかなと思った。ちなみについていけなくて飛ばしていた口です。