旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

僕の知らないラブコメ

 

僕の知らないラブコメ (MF文庫J)

僕の知らないラブコメ (MF文庫J)

 

一つ言いたい......この本の絵売り方間違ってるでしょ!!

 

ということでMF文庫Jの第13回新人賞最優秀賞、最優秀賞伊達ではなかったね!!

まず、この本が発表された時。私はこの本は読まないと決めていた、何故ならMF文庫っぽくエロい感じの作品なのかなーということを絵から判断したためである。それに関して言えば最初から読もうと思ってたのは絶対彼女作らせるガールでこっちは落ち着いた絵だしラブコメっぽさを全体的に感じていたので読もうとは思っていた。(また友人と話していて一般受けしそうなのもあっちの方じゃないかなと)

 

しかし両方読んで見たらまあ自分予想が外れていた、結果気に入ったのは僕の知らないラブコメで絶対彼女作らせるガールは自分の中では微妙でした。

絵で避けている人がいたら、まず読んで見てほしい。読んで見なきゃ始まらない(特大級ブーメラン)

 

前半はラブコメしてて希美とデートして最高に可愛い部分が描かれていた。時間を早送りできる能力を手にいれる...という点は書かれていないがそんなことはこの作品には瑣末な問題。後半になるにつれて能力を使い、時間を早送りにしてしまった弊害も書かれていてそれを問いかける部分があって、過程の大事さを教えてくれる。そんな作品でした。とりあえずおすすめだから読んでない人は読め。

 

 

最後に、繰り返しになるがこの本売り方間違ってる気がする

挿絵からエロいの想像してたら最終的には青春モノですよ!(ラブコメどこいった)あのエロい絵で売るのはどこをターゲットにしているんだろう...あともう一つ懸念があって終わりがいいだけに2巻からの再スタートが非常に心配である