旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

ラノベのプロ 2巻

 

 題目通り今回は打ち切りのお話。そしてラノベ読者に結構ダメージを与えてくる話

 

ラノベ業界の闇をありありと描かれていたし今の状況を的確に表しているように感じられた。

個人的に最大に扱うべきところであろう、「読まれてすらいないから売れていない」という部分について深く書いていこうと思う。

 読まれてすらいないから面白い作品も面白いという判断がされておらず、初動の売り上げによって打ち切りかどうか判断されて続刊の可否が決まってしまうの現在の状況である。これはひとえに注目を集め直すのは難しいから新しいものを出して新たに注目を集め直そうとしているようにも自分は感じている。だから続刊ものは少なく、最近は新作が多く刊行されているように感じる(錯覚かもしれません)ただ実際読んで見ても、最近は目が肥えた影響か物足りない、という作品が多く感じてしまう。

ラノベコスパはある意味最悪ではあると思う。漫画は30分に対し、ラノベは2時間はかかってしまうことがザラだし、文章であるため、自分で想像しなければならない。なので漫画の方がよく売れてるんじゃなかろうかと個人的には思っている。

 と思うので、1作1作時間をかけて最高のものに仕上げてほしい、と私は思うしそのように改革したい(したぃ...)

 

あと不満を爆発しておくとBWで完結表示されているのにはキレた。おま、これから面白くなってくのになんで終わってしまうねん、付き合ったその後も見せろやー!!と思ったがラノベネタにおいて、結構爆弾放り込んでたし話題続けるのは難しそうと改めて考えてみると思ったり。甘い部分は互いの自爆試合はとてもニヨニヨできサイコーだった。

 

今のラノベ状況を知っておくためにも読んでほしい1冊であり、ラノベ読者は読んで是非ダメージを受けてほしい。