阪急電車
友人に勧められて読了、映画は未視聴。
連続短編小説なのかな?阪急電鉄の駅一つごとで主人公が変わる。
目次の書き方や、内容はすごく面白かったです。特におばあさんのキャラが良かった。説き伏せるシーンや状況をよく観察してるシーンはさすがという感じでしたね。あと生のカップル、最後までニヤニヤして楽しめたw自分の場合は「なま」が最初に思い浮かんできましたが、どれくらい「せい」というのが思い浮かんだかは気になる。
あとテレビ(?)で大阪の電車は喋っていることが多いということを話していてるのを見かけていたのでちょっと内容としては驚きました。まあそれが普通という面が多大にありますが。
全体的に個人的には合わなかった印象、なぜなら場面展開が激しいから。月の変化もよくわからず追っていたのでいつのことなんだろうと思ったり。情報がいっぱいあったので映像で見た上で文庫版を読んでいたら状況整理がしやすくて評価もまた変わったんじゃないかなと。ですので機会があれば映画の方も見てみたい。関東勢で阪急電車については何も知識がなかったので、映画のページ見たら片道15分と書いてあることに驚き