旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

タイトルとあらすじ

今更ながらちょっと改めて思ったことを書きまとめ。

本の選ぶ基準、タイトルとあらすじ

 

きっかけは図書館でなんとなく手にとって借りた「私を知らないで」という本。この本はヤングアダルトのコーナーに置いてありタイトルに惹かれてあらすじを読んだ上で借りたのですが、今更ながらこの2つってすごく重要なんだなと感じました。

 

 図書館でなんとなくで選んでるわけですが、「興味を惹かれる」物を作るとはとても難しいことである。書籍というのは絶えず出版されているわけですのでその中から作品を読むというのは一粒の砂を探す感覚と一緒ではないかと。だから作家は作品アピールをし、まずは知ってもらうことを意識する。『興味を持ってもらう』これが主にタイトルの部分

 そして次にあらすじ。この作品が自分に合っているか、または興味を惹かれる書き方か──決して本編の結末にはないがその作品に描かれているドラマを表す部分。これが合わない、上手く表現されていない場合は手に取る人が更に減るだろう。

 

その中で自分はその作品を選んでいるわけで...ということで何が言いたいかというと「私を知らないで」がすごくよかった(脱線)とりあえず作家さんの視点から見て読んでくれてありがとう、というのはこういう意味もあるのかなと今更ながら改めて思ったりー?

 

 

私が普段ラノベを読む上で現在の判断基準はだいたい 

他の人の評価←あらすじ←タイトル←表紙(口絵)

という感じ。ですのでほぼ最初の基準は表紙から入るタイプ。表紙というより口絵

口絵の時点で雑にエロいやつはほぼNG。エロい方向に走ることが見え透いているから。萌の部分を意識してるので萌えないものはダメ、ゼッタイ(いや、絶対でもないか)

次にタイトル。現在は異世界モノが流行っているがそんなの糞食らえ。大体の場合で異世界と付いていた場合ワンパターンだなと思い読まない。たまに惹かれるタイトルなら読む程度

そして最後にあらすじ。自分に合いそうかなーと判断し、読み始める。

そう考えた場合、順番があるとはいえ比重としては2:6:2くらいの割合で選んでいるからこちらの方面でもタイトルが大事という結論に至ったり。

 

興味を惹かれる何かがあるか、名は体を表すとはいうが果たしてマッチングしたタイトルをつけられているのか、そこが作品について大事じゃないかと改めて思いました(まる)あと編集さんの仕事も大変だしとても重要なことだということも

 

最後に、文章タイトルは体を表しているかもしれないが興味を惹かれるかと聞かれればそれは限りなくNOに近いかなと。興味を惹かれるという部分が弱くなると思うから。そんな感じ(たぶん!)

 

 

追記

俺妹がなぜ流行ったかについて、その時代には文章タイトルが少なく手に取るという事態が多かったから読まれるという機会も多かった、はず!

現在の場合、珍しくなく情報がタイトルで出揃っているため、あらすじを見る前に興味をなくなってしまうことが多数ある。よって惹かれる部分が弱い。今はネットの時代で画像もありますが、昔は棚にかけられている何百冊の本の中から気に入ったタイトルを抜き出しあらすじを読み、これ面白そう!という思考の変化あって読書が発生すると思うので、タイトルの中で情報が完結しているわかりやすくはあるが逆にハンデとして働くのかなと。要は読むまでの『惹きつける何か!』が重要だ!読んでもらえなければ何もわかってもらえない