旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

嘘が見える僕は、素直な君に恋をした

 

嘘が見える僕は、素直な君に恋をした (双葉文庫)

嘘が見える僕は、素直な君に恋をした (双葉文庫)

 

 

まず一番に目立つことだが猫押しがすごかったです。二人とも猫を飼っているということもあり、その点を生かしでどんどん仲良くなっていきました。他にはふとした仕草でニヤッとできる場面があったりして楽しめました。

 

評価としては中盤まではとても楽しく読むことができました。ボーイミーツガール、少年が少女に出会いそれをきっかけに変わっていくベタですがとてもいい展開。しかし後半は急ぎすぎた面があり素直に楽しめませんでした、ドラマがなかった...

なぜそう思ったかというと二葉の変化が急すぎたことと諭されるシーンが何か経験を基づいてのことだったら面白かったのですが、特にドラマがなく発言の意図がそういう評価になりました。(物語はいつも唐突とは言いますが)