旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

近すぎる彼らの、十七歳の遠い関係2

久しぶりの学園恋愛もの。

 普通の文を久しぶりに読んだ影響か些細な部分が気になり地の部分がよく読めなかった。それは文がほとんど終止形で終わっていた点。1巻を見直してみたらこっちでも終止形ばっかなので、ただのコンディションの問題だった可能性。1巻の時は特に気にならず物語の内容は良かったと記憶しているため。

 終止形ばっかりだと読みづらかった点はそれが日記のように思えて物語が進んでいるように思えなかったためである。主人公の感情も多様に含まれていたらそんな風に感じなかったと思ったがあとがきを見た感じそこら辺を意図的に書かれていたようでした。しかしその影響か情景描写が丁寧にされていたと思いました。今後は久遠さんの作品は要検討ですかね。

 

恋愛脳だからかもしも和泉が健一のこと好きだったらとか考えている辺りドロドロしたやつが好きなのかなと再認識...