旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

二度めの夏、二度と会えない君

二度めの夏、二度と会えない君 (ガガガ文庫)

二度めの夏、二度と会えない君 (ガガガ文庫)

 

 青春タイムループモノ、高校でのバンドのお話。

たったひとつの後悔──大切な人の笑顔の為にもう一度あの夏の日々をやりなおす──

 

この1冊で完成されて伏線もきちんとはってあり、とても面白かったです。絵もとても良く合っており、読み終わった後に表紙を見返したらより好きになりました。後半に行くにつれてすれ違いが起き始め読むのがとても辛かった...p278の展開からのライブ前のやり取りは本心が垣間見えてほんといいシーンでした。こんな青春(死んでは欲しくないが)を送りたかった。

勝手に妄想(ネタバレあり)

個人的に燐が何故いきなり最後あんなことを言い出したのかわからなかったので最初は燐もリープしてて、遅すぎたのかなと思ってました。それで何回も死ぬ直前で告白されてと勝手に考えたり...考えてみると結構矛盾でそうだから違うんですけどねwこの展開だと色々ごちゃごちゃしちゃいそうだし、こっちの展開でほんとよかったですね