旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

オタギャルの相原さんは誰にでも優しい

 

オタギャルの相原さんは誰にでも優しい (MF文庫J)

オタギャルの相原さんは誰にでも優しい (MF文庫J)

 

 

久しぶりの葉村哲作品を読む。印象としては一ノ瀬の印象しかないので厨二ワールド全開の作品かと思いきや全然そんなこともなく普通にタイトル通りに誰にでも優しい相原さんとのラブコメ模様を描いた作品となっていました。
 
この作品のコンセプトしてはギャップ萌えなのかな?わざわざギャルにしてまでキャラクターを作っていたので、料理が上手かったり葉村さんらしいギャグのテンポなどで一風変わったギャルを楽しめたような気がする。
 
終わり方としてはこのままも続いていきそうな感じで、意識し始めた二人が今後どんな普通のデートを繰り広げていくのか。まあこの二人の場合だと恥ずかしがっておちゃらけてそしてまたそれがバカップル的な雰囲気を醸し出してさらに恥ずかしていくというスパイラル的な展開にも陥りそう。全体的に普通といった作品だが、たまにはこういう作品もありかもしれない。
 
余談
なんとスイッチさんが二人の仲を深める道具として登場。ゲームはSPとかアドバンスの時代だったので時代がすぐ去っていったなー感がある。DSとかも今後描写減ってくるんだろうな...
今回のキャラは声がブレまくっていたが、最終的には東山奈央で落ち着いた。ギャルっぽさで表紙の絵から導き出されるキャラ...カレンしかありえない。(それにしても似てるなって思う。絵が似てるってだけですけど)