旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない

ブタ野郎の咲太くん、ついに思春期症候群に陥る。ということで今回は舞衣さん回かと思いきや咲太回。今回は注意点として病気の影響で挿絵がほとんどない作品(だったらしい)。あとがきを読んでそういえば挿絵の数が少ないなと思ったくらいなので特に違和感なく読み進めることが出来て、鴨志田さんの文章力はすごいなと思ったり。
 
今回の思春期症候群は簡単にいえば舞衣さんと同じ。自分が認識されない世界のお話。実際こんなことになってしまったら最初は楽しいかもしれないけど誰もいないという孤独感で潰されてしまう。というそんな個人の感想は良くて、今回も(?)咲太と舞衣さんの愛の結果が解決のカギとなったようでこの二人らしいなと思ったり。
 
今回で一気に話が進んで次巻からは大学生編。え、国見とか双葉とか昔のメンツはどうなちゃうのという要素が多大にあるなか次巻はifの世界で登場していた赤城郁実の話、っぽい。この子がどういう風を巻き起こすのか。特にこれといったキャラ特徴もないので今後どうなるのやら。
今回の評価としてはパンチが弱い感じ、準備巻という感じが大量に出ている。