《このラブコメがすごい!!》堂々の三位!
・ライトノベルを俯瞰するまとめ人
・特別扱いの陽文
・空気を相手にすること
・大抵の物語はハッピーエンドで完結する
自分が考えていることも多かったので割と満足度の高い一冊でした。これを出すからには編集側もわかっているわけだから何か対策が欲しいと思ったり。新作なんて数打ちゃ当たる戦法いかんよ、ちゃんと一冊一冊魅力を語って売って欲しいよね。あとは王道ではなく少し味の違った作品が好きというのも大いに当てはまって読んでいてスッキリ。同志に出会えると嬉しいよね。
ラノベ論については概ね良かったが、王道を行くラブコメ作品ぽいのこの作品はあまり好きになれなかった。まず主人公達が両方とも好きになった理由が薄かったなと。ラノベ論について濃くやってるからしょうがないかもしれないが特に甘い部分もなく惚れてると言われてもちょっと...あとこの作品でも触れられてる通り、王道は嫌いなので本当に女の子好き設定で最後に本心から言っていると明かされてどうにかして女の子から自分に目を向けさせる...そういうのの方が自分は萌えたな。
ということで見所はラノベの考え方かな。ストーリーについては正直自分にとってはおまけ感が強い。