旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

ジャナ研の憂鬱な事件簿 3

 

ジャナ研の憂鬱な事件簿 3 (ガガガ文庫)

ジャナ研の憂鬱な事件簿 3 (ガガガ文庫)

 

 日常系ラノベミステリ、今回も前回に増して挿絵が増えてきてるよ

 
・自画像.メロス(その絵から感じられる思い、背を向けて走る)
・鬼の貌 (誰にも頼れない辛さ、縋る思いで...)
・怖いもの (小学生の時に起きたいたずら)
 
今回は恋愛方面が色濃く出てきたお話。真冬に釣り合うかどうか、そのことばかりに目がいって自分の気持ちについて逃げている啓介そんなお話をメインに今回は謎解き。就職のことについても触れていた今回だがもう真冬の秘書になって側にいて助けてあげろよっていう具合でいいコンビなのでこの二人の今後の関係が非常に気になっている。
3巻にして思い始めたが、色々と含蓄のある言動が多く含まれているためとても勉強になることが多い。ラノベという点からその道筋はわかりやすく示されているため、その言葉を受け止めるためにもぜひとも読んでほしい一冊と心の底から思う。
 
過去の自分は氷菓みたいな話なんだろう、そして氷菓よりは劣るだろうなという部分で読むことを避けていたが、そんな考えをぶん殴ってやりたいほど楽しめているため、ここに書いて謝罪。まあこんなこと書かなければいいだけなんだけどね。
後自分の性癖的にメガネ属性はないのだがそこらへんを意識した影響か、メガネの描写もな…と思ったらなかったのは2巻で3巻は普通にあったわ。メガネ…外して…ギャップでふとした時に外した顔とかあるとものすごくグッとくるけどね!