旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

数字で救う! 弱小国家 2 電卓で友だちを作る方法を求めよ。ただし最強の騎兵隊が迫っているものとする。

 

 数字で救う、軍略もの。今回は敵国にいる自軍の兵士を削減する。

 
・お節介な従兄弟
・セクハラ助手のテレンティア
・シュミレーションから始める軍事攻略
・それぞれの向き合い方、相手を理解するために
・平和のために戦争を売りつける
 
今回は沢山あった会話中の段落分けも覚えてる限りだと一個だけなのでその点に関していえば読みやすくなっていました。
けど、知らない公式ばっかり貴族語のオンパレードで1巻より読みづらくなっていた印象。というより一巻の期待があったからかもしれない。今回はそこらへんを踏まえた記事で
 
・今回は問題が難題
頭が悪かったり、読むときに頭を使いたくなかったからっていう部分があったけど今回のは難しかった印象。前巻から思ってたけど、ページを跨いで図を置いたりして解説を始めるから想像できずに読み飛ばしてしまった。ページ捲ればいいんだろうけど戻るのがめんどくさくてそんなやる気はせんかった。学習するのが好きな人には楽しめる内容かな。
 
・貴族語
今回は貴族と絡むことが多かったからか、貴族語が大発生してとても読みづらかった。ロジオンとのやりとりでクッソめんどくさいモノだってわかっていたのでそこらへんを踏まえた上で書いていたらそんなことも思わなかったな。あとこの作品を読む前に、六畳間の侵略者を読んでいたのも一つの要因なのかもしれない。あちらは一つ一つ噛み砕いて書いていた。それでものすごく読みやすかったから、直後に読んでいたしそう感じていたのかも、今後に期待。
 
・展開が同じ
最後の展開が一緒のように感じた。結局は相手の知らない方法で勝っていくという展開だったため同じに見えてしまった。もう少し他の頭のいい人が出てきて知力と知力のぶつかり合いを見たかった。せっかくの題材だし相手を出し抜いて一方的に勝つのもいいけど最近の俺tueee展開は否定派なため。あと相変わらず机上論で喋る奴らばかりでなぜ生き残ってるんだこの国と思う事案がしばしば。
 
今後の期待としてはセクハラのテレンティアがかき乱していること。前から言ってるが知力と知力の勝負。あと計算が通じない相手にどうやって戦っていくか。根性論とかこの話は真っ向から否定されるところだと思うけど、あくまでシュミレーションの話であって完全に計算道理とは行かないはずだからね。
 
そんな感じで一巻が良かった分、期待しすぎてしまった感がある、以上。