旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

数字で救う!弱小国家 電卓で戦争する方法を求めよ。ただし敵は剣と火薬で武装しているものとする。

 

 計算軍略もの。経済学を活かしたストーリーは自分がそこを学んでいるからか知ってる知識だったのでとても面白かったし読みやすかった。

 
・その男、数字が大好きで万人に好かれるものを説く
・孤立無援な不憫な子
ワンサイドゲームオークション
・魔術(数字)で戦う
・得るものがない者の戦い方
 
数字というよりかは経済学で国を助けて行く軍略もの。解説はわかりやすく全体的に読みやすかった印象。絵のタッチが久しぶりにアニメ絵の物を読んだ気がするが特に違和感なく楽しめた。
孤立無援、四面楚歌な王女が挑む国を復刻させる物語。読みやすく、図解説もあったので理解するには読みやすかった気がします。しかし、内容としては会話の中で段落分けを多用しているためそれが常識としてなってないのでものすごく読みづらかった。書方としては強調したりとかで読んでる途中は思っていたが、いざ読み終わって改めて考えてみると、地の文での強調がないのでやっぱり読みづらい文章じゃないかなとも思ったり。やりたいことはわかるけど慣れてないから無理。
それにしても周りが机上の空論ばっかでまともな意見を言える人間がいなかったのでどうしてこの国は今まで生き残れたのかもと思ったのでそこら辺に焦点に当たった話も見て見たいかな。