旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

ようこそ実力至上主義の教室へ 7巻

 

ついに動き出す龍園翔、そして清隆との対決な巻。内容は

 
龍園の独白
ホワイトルーム
X探し
過去のトラウマと軽井沢
屋上にて交差するそれぞれの思惑
 
今回は龍園にフォーカス当ててCクラスとDクラスの対決が終わった感じ。清隆の謎だったり、日常パート、そして対決の一区切り、とても満足のいく読了感でした。軽井沢も過去との向き合う覚悟もできてヒロインしているし面白い。
 
前回は真実によって物語を進めていたが今回は暴力、いじめの過去を持つ軽井沢と今まで暴力によっていろんな人間を支配してきた龍園。飴と鞭の使い方を熟知してるし、P217の絵は絶望感溢れてて最高だった。行間を開けて一つ一つの文章を印象深く持たせたり、決着の絵も見開きにせず表裏一体型でそれぞれドアップで表現したりとうまく表現できていてすごいよかった
 
P174の高ぶらせるなら高円寺も今後は動いてくるのでその事件があると思うので続きも期待大。あと櫛田は今回一回も出番なかったね