旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

オミサワさんは次元がちがう

 

オミサワさんは次元がちがう (ファミ通文庫)

オミサワさんは次元がちがう (ファミ通文庫)

 

 ファミ通らしい青春モノ。部隊は大学生で天才的な画家とのボーイミーツガール。挿絵は章題が変わるごとに入っており、ヤマウチシズ先生の画風が素晴らしく合っていた。

 
出会い
中庭でのひととき
異変とその正体
飛天島旅行
次元が違う
小海澤有紗 作品名:愛
 
ボーイミーツガールよろしく、序盤は少しずつ仲を深めていく様子が書かれているが、展開としては一時間を待たないといけないので少しスロースターター。その部分で少し飽きがきてしまったのかもしれない。
 
この作品の最大の魅力といえば小海澤の作品『愛』だろう。しかし次元が違うというところが大部分に触れてあったので、もう少しこの作品について触れてほしかったなーなんてのも思ったり、一目ぼれのシーンとかね。なぜ最初見ないでーと泣き崩れたのもちゃんと回収されててよかったね、あと終章手前も大好きです。でもスロースタートなのでどうしても前半の部分で評価が影響されがちなので微妙。
 
 
かってに声優コーナー
小海澤さんで花澤香菜。やっぱこの手のキャラはどうしてもこれに引っ張られてしまう。今も人気声優で聴き慣れている部分があるし