キノの旅 Ⅳ
第3話 二人の国
家庭内暴力、夫婦のお話。ちゃんと話し合うのが重要だとわかりやすいお話ですね。結婚は実勢の墓場(死語)オチも秀逸で簡単に番兵に門を開けさせたのには笑った
第4話 伝統
旅人に伝統を勧めるお話。楽しければなんでもいいと思うので自分は話を知っていても面白ければ当てられて思いっきり参加してしまうんだろうな。
第5話 仕事をしなくていい国
仕事をしなくていいがお金を貰うためにはストレスを貰う国。人間楽をするのはだらけさせるからよくないのはわかるが自分からストレスもらいに行くってマゾかな?やってて楽しい、何かプラスになることをしてたいな。そしてキノのやるべきことは予想通りといった感じでいつも通りでしたねw
第6話 分かれている国
東と西で狩猟が変わるお話。やっていることは同じなのに対象が変わっただけで非難を受ける、それってあんまりだよね。
第7話 ぶどう
他の方の感想で見かけました酸っぱいブドウをモチーフにしたお話。手が届かない、時間が足りないって思ったときに果たして自分はどうなるかな、対象はラノベだと思うが
第8話 認めている国
投票によって国にとって本当に必要な人を決めている国。この国名の意味がわからず検索をかけていたのですが国にいる事を「認めている」、だったのかな?オチが国を出発する際、防寒手袋を売ったことについて「薪拾い等の作業用に手袋を残していたんじゃないの?」とエルメスに問いかけられて忘れてたと答え、「いつかどこかで代わりになるものを探そう」を返していた。
無くなってしまったら代わりを探してしまえばいいとなるが、果たして『人』の代わりは簡単に見つける事ができるだろうか。解説読んですごく上手いなと感じたお話
第9話 たかられた話
盗賊に食料をたかられている国で陸とシズのお話。人によってはその行為がありがた迷惑という感じになってしまう場合もあるが、これは見事に「たかられた」という最後に回収してあってこれもわかりやすく上手いと感じた。生きる術を身につけている、たくましいよ
第10話 橋の国
計画書を発見して橋をかけることに命を掛けた国。やらなければならない事ということで橋をかけていたが、改めて見返すと石材って最初はどこから持ってきたのかが気になる。ここまで狂信的にのめり込む事はないと思うが自制すべき時はしなければ
第11話 塔の国
ひたすら塔の建築を続ける国。国の奴らは狂ってる、もう建築したくないと考えいる住民に迫られるが彫刻をしてはどうだ?問うとそれは面白そうだとなるお話。
オチは国ではなく仕事に不満を持っている男だった、というお話。最初は見方が変われば面白いものは見つかるものだなと思ったけど、この感想を見かけたときはまだまだ自分の考え方も甘いなと思い知らされた。
全体的感想
今回は9,10,11で唸らせられたのでキノの旅ファンになってしまいそう。やっとみんながこのキノの旅に取り憑かれていたのかわかった気がする。