旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

引きこもりの弟だった

 

ひきこもりの弟だった (メディアワークス文庫)

ひきこもりの弟だった (メディアワークス文庫)

 

 今読むべき本ではなかったなーという後悔。これの影響で考えなくていい時に、今後の人生について考えて虚無感に陥ったりしたので ......ドラマを期待してる場合読まないほうがいい、都合のいい展開やら読了感がすごくいいというのもないので、感想は別れると思う。

 

タイトル通り、「引きこもりの弟」の物語。正直序盤は物語が動かなくて苦痛、100pあたりで動き始めるかと思いきや、250あたりから核心に触れ始める動き始めた印象。

兄貴の引きこもり理由についてだったり、坂巻について触れる要素が少なかったので消化不良感をすごく感じました。千草と啓太の人生については、最近障害者の企画見たりで、真っ先に自分はましな方だと、恵まれているという、ゲスい考えが浮かんだので後々考えると、気持ち悪い読了感であったなという感じ。ただただ盛り下がるだけだったので合わない作品だった。最後の部分もよくわからなかったという面の方が強いので何年後かに読んだら感想が変わるかな?