旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

わたしの恋人(再読記事)

 

huura.hatenablog.com

 

2年ぶりに読んだので改めて思ったことをさらっと感想とついでに前回の誤字脱字訂正

 

 Sceneの奇数は古賀視点、偶数はせつなの視点で行われており二つの視点から物語を追っていくお話。古賀はあんな恋に憧れてる、という点に対してせつなは恋愛なんてくだらないという対照的な視点で物語が進んでいく。また付き合うまでの過程だけでなく付き合った後の話もあり、とても満足のいく読了感を味わうことができました。しかし古賀くんのシリアスな展開の後にその甘々な展開はどうなのよwと思い笑い、そして悶えました。

 

 前の記事を見返して思ったことは、この小説は期待して読んだ分前回に比べて”おれ”という点が気にならず物語の骨格を追えたこと。よく文章が合わないということで読むのが遅くなったりするが、記憶がある限りそれは変わらないのかなと。自分は好きな物は単純にストーリーを追うことができ、苦手な物は多分苦手なままという傾向が強いと認識

 

 ということで(?)恋愛ものとしては甘々でとても楽しめる展開があり、ベタだがそれゆえに楽しめる作品になっていると思うのでとてもオススメ!!(ご都合主義と言われればそれまでですが...)

 

 

わたしの恋人 (角川文庫)

わたしの恋人 (角川文庫)