豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい
カクヨムからの書籍化。
タイトルに惹かれて読んでみたのでWEB版は未読。
内容としてはダークヒーロー的な立ち位置で進んでいくのかなと思っていたのが、先の内容の知識を武器に最初からチートプレイをしていく物語といった大体そんな感じ。
今回は主人公の周り説明といった感じでヒロインの魅力とかは全然だったので続きに期待。内容としては面白かったのでここからどうヒロインを魅せていくかで作品が決まっていくと感じた。理由があってあのようになったということが分かったが、なぜ王女を選んだという理由が弱かったのでそこがもっと深く掘り下げられることになっていくのが鍵だろう。
そして自分の知識を活かしてチートという感じだが、神童という面で今後もねじ伏せることができるのか、また自分の知らない敵が出てきた時に簡単に強くなってしまうのか、そこが気になる点
全体的に今後に期待といった感じ。概ね満足だったが豚ネタはどうかと思う。そんなのやっても別に面白くないしその文の影響でヒロインの魅力を書けなかったとなっていたら、主人公の悪い部分のほうが強く印象づけられてしまうのであまり気持ちのいいものではない。早く主人公には痩せてもらいたいなー...
豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい (ファンタジア文庫)
- 作者: 合田拍子,nauribon
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/02/18
- メディア: 文庫
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