ニーナとうさぎと魔法の戦車
帰省中にニーナを一気読みしたのでその感想をまとめて書いちゃいたいと思います。
1巻
ニーナとラビッツの邂逅。いきなりラスボス感漂う相手登場。そして戦場という無慈悲な世界ということもあり...ラビッツが首なしラビッツとなぜ呼ばれるのか、ラビッツのチームの信念がわかる
2巻
旅たったニーナが両親に再開するお話。ここでも戦争が起きてしまい無慈悲な世界が発生...もちろんラビッツのメンバーも登場してる。両親がニーナの身売りによってどうなったか、なぜニーナはそんなことになったかがわかる
3巻
2巻でニーナの危機を知らせてくれた少女、アリスちゃんのお話。アリスちゃんの紹介巻でゲスな世界が展開。1~3でこのコンボなのでちょっと心やられますがその分最後はおもわず泣いてしまいました。ニーナ×アリス最高です!
4巻
ここからは優しい世界。待ちに待った日常回です。エルザ×クーのお話。クーが通っていた学園からラビッツ宛に招待状が届く。そこにはクーが憧れていたエミリア先輩がいて...百合ワールド展開。今までの話が殺伐としていた分とても癒される話でした。
5巻
こちらも日常巻でアツいレースのお話。戦車の修理費用のためにレース大会で賞金を狙うことに。しかし大会主催者であるコルノはサクラさんに一目惚れしてしまい結婚を賭けたレースに一転。勝敗の行方は...今回はサクラさん巻。ドロシーはキキとのコンビかなーと思いきやサクラさんもかなりドロシーといい感じだった。サクラさんの秘めてる思いが感じ取れる。(そしてサクラさんはなぜか”さん”を取ることは憚られる...)
6巻
世界を駆ける歌姫、リディアとラビッツのお話。今回は戦車が出てきて戦うことになっていますがわりかし優しい方。兵器を持つことによって起きる弊害がとても感じられました。核兵器を持ってる理由を改めて認識、そしてやっぱり兵器って怖い
7.8巻
8巻の最終巻に向けての上下巻。久しぶりに殺伐とした世界の6巻がジャブでした。シリーズを締めくくるお話はドロシーの過去。指揮官時代のドロシーは最初とは考えられない変わりよう。なぜラビッツが”首なし”を誇りに思い、その信念を今まで守ってきたのかが明かされるこの作品の集大成。久しぶりの無慈悲な世界なので日常が好きな私には辛かったですが、物語の終盤としてはふさわしい内容だったと思います。
総括
1~3巻からで読者の気持ちを折にきていて最初はとても辛かったです。ですが最後まで通して考えると良かったと思います。日常巻に来るまでの道のりの険しいですが百合百合したものが読みたい人にはオススメ。女の子60%男10%戦車30%くらいの割合だったと思います。1~3巻で折れないタフな心を持って読むことが重要です!4巻からの百合百合しくなるのが最高です、百合が最高です!(大事なことなので3回言いました)
てことで、1ヶ月前に読んだニーナのうろ覚え感想記になりますw