旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

ハイカラ工房来客簿 神崎時宗の魔法の仕事

 

革小物の職人、神崎時宗が大正時代にタイムスリップされてしまい、そこで起きる依頼をこなしていき現代に帰ろうとする、そんなお話。

 

革商品についてはよくわからないと言ったのが本音ですが章題の時に絵もセットで書いてあるため割と想像しやすく読むことができました。技法の方はちょっと怪しいですがw章分けは4つありそれぞれ依頼をこなす感じ。革にこもった思い出、相手の欲しいものを制作するという職人魂がありありと感じられる作品だと思います。

 

あと昔だからという部分があるのかわかりませんが椛の感情表現がストレートでとても可愛かったのが印象。んで時宗もまんざらじゃないんだし早く付き合えよ、って本当に思う。てか付き合って甘酸っぱい風景をください。でも椛が嫉妬するシーンはそれはそれで可愛いから悩みどころw

 

2巻刊行も決定してるっぽいので追いかけていきます!