旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

フレイム王国興亡記 1

フレイム王国興亡記 1 (オーバーラップ文庫)

フレイム王国興亡記 1 (オーバーラップ文庫)

 

異世界エコノミックファンタジー 

銀行員である松代浩太は通勤途中突如異世界に召喚される。

そこで待ち受けていたのは魔王でもなく赤字問題!

 

やはりこういう経済系の話は自分に合っていて面白い。

経済系の勉強してるから仕組みもスラスラわかったのもあると思うが丁寧に書いてあるので理解しやすいと思います。

何かを変えようとするには現状に甘え続けることをやめ、自分で変えるチャンスをつかみとることそれを実行することが必要、これをよく思い知らされる。

貨幣があると仮定して話した部分はおもわず笑ってしまったw貨幣はそこにあるだけだったら何も価値はないが貨幣が回ることによって経済が潤うことがよく分かる。でも消極的政策も重要なのも経済の勉強もできるので面白いと思う。

しかしあとがきにも書いてあったが、ヒロインであるエミリが表紙で出てこないっていう悲しみ。エリカの方がメイン飾っているのに見せ場はそんなにないという悲しみ。次巻ではエリカの見せ場が増えるといいな

 

たくさんの人にこの作品に読んで欲しいと思うが、やっぱりジャンル特殊なのでみんな手を出しにくのかもしれない。ですが面白いので是非読んで欲しいです!