旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

滅びの季節に《花》と《獣》は 〈上〉

 

滅びの季節に《花》と《獣》は  〈上〉 (電撃文庫)

滅びの季節に《花》と《獣》は 〈上〉 (電撃文庫)

 
終末世界の物語、奇跡の操り手大獣とそれに奴隷として生きる人間たちの物語
 
ガファルとクロア
同居生活と赤泥の君
アバタールの娘たち
爆発の銀紋
天使の侵攻
 
少しずつガファルとクロアの中の様子を書いて行き仲を深めていく様子は悶え苦しんだ。同居生活を開始してからもすれ違いが半端なくて勘違いのシーンは思わず転んでしまったw果たして本当の自分を語ることができるのか、私気になります。
 
さて、内容としては終末的な雰囲気でスラガヤで暮らす人たちはどうなってしまうという展開。序盤は恋愛面の方が色濃いが徐々にシリアス度が増していき、スラガヤが一体どうなるのかと気になって行ったので平和な世界が早く読みたい…この作品の主題的にそれは無理な相談だろうけどね。早くイチャラブしてくだしあ。下巻も無事発売されているようで早く続きが読みたい。

オミサワさんは次元がちがう

 

オミサワさんは次元がちがう (ファミ通文庫)

オミサワさんは次元がちがう (ファミ通文庫)

 

 ファミ通らしい青春モノ。部隊は大学生で天才的な画家とのボーイミーツガール。挿絵は章題が変わるごとに入っており、ヤマウチシズ先生の画風が素晴らしく合っていた。

 
出会い
中庭でのひととき
異変とその正体
飛天島旅行
次元が違う
小海澤有紗 作品名:愛
 
ボーイミーツガールよろしく、序盤は少しずつ仲を深めていく様子が書かれているが、展開としては一時間を待たないといけないので少しスロースターター。その部分で少し飽きがきてしまったのかもしれない。
 
この作品の最大の魅力といえば小海澤の作品『愛』だろう。しかし次元が違うというところが大部分に触れてあったので、もう少しこの作品について触れてほしかったなーなんてのも思ったり、一目ぼれのシーンとかね。なぜ最初見ないでーと泣き崩れたのもちゃんと回収されててよかったね、あと終章手前も大好きです。でもスロースタートなのでどうしても前半の部分で評価が影響されがちなので微妙。
 
 
かってに声優コーナー
小海澤さんで花澤香菜。やっぱこの手のキャラはどうしてもこれに引っ張られてしまう。今も人気声優で聴き慣れている部分があるし
 
 

教え子に脅迫されるのは犯罪ですか?

 

教え子に脅迫されるのは犯罪ですか? 1時間目 (MF文庫J)
 

 さがら総の新作、最後にはあとがきではなく解説がついてるなんて珍しく内容塾講師ラノベ作家もの

 
話題を聞き読了。内容としては塾講師メインの話で作家部分はおまけ程度。だが作家の心得は十二分に得られる。自分が気分良くなるだけならネット小説があるよってね。塾講師については詳しく書かれておりそんなルールもあるのか色々発見はあった。自分は公文勢でしたので新鮮
 
犯罪という題目から分かる通り脅される塾講師だが、もう少しパンチの効いた展開があっても良いのかなと思った。講師中二病が居るが展開としてはありえる展開の範囲でうまくフィクションで話であることを忘れられなかった為どうにもこのキャラいないだろと思ってしまった。
 
あと、ラノベ作家もの共通に言えることだが、どんだけ素晴らしい文章と書かれてもそれは作中ではうまく語られない。なぜならその文章かけるならその文を使って物語を作っていけば自ずと名作が出来上がるはずだからだ。漫画だと絵と活字で構成されてるから見開きとかで遊びやすいというのもあるけどラノベだとなかなか…...そこがラノベの弱いところかなって。活字での遊びが欲しくなるけど、今作だとホモなのとごめんがそれに当たるかな。
 
2世モノを最近よく見かけるが正直うれしい。しかし前のキャラが出てきて嬉しいのであってその作品の強みを発揮出来なければその後を楽しむアフターストーリでしか無い。差別化の部分を強く書いていかないと2世ものって本当に生き残るのは厳しい、気がする。この作品はハッキリとは書かずに匂わせる程度だったけどね。果たしてロリでコンな人に注意を促すあの人や豆の人は出てくるんでしょうか。外国の子が一番動かしやすいと思うけどね。

絶対彼女作らせるガール!2

 

絶対彼女作らせるガール!2 (MF文庫J)

絶対彼女作らせるガール!2 (MF文庫J)

 

 Mr.Ms.コンテスト開催

秘密の特訓
練習彼女デート、アイドルを添えて
女の子の上手な褒め方
コンテスト本番
エピローグ
 
やはりというか最初の方にとらドラ!という作品を知ってしまっているからこの手の話題はそっちにどう似てるかに引っ張られてしまう。ミスコンなんて高校でやってる方が珍しいのもあって現実感がなく、最初に触れることになったとらドラ!が印象が強いのかなと思ったり。とらドラ!はやっぱり偉大。
 
新キャラ鶴姫愛梨と共にここがあの女のハウスね、状態でみりあの家で特訓。前回よろしくここでもいろんなハウツーを展開。でもみりあの金持ち疑惑が残るんだよなぁ、金持ちならおべっかも受けてそうだけどそれもないようだし両親の影が薄い。
 
もう一人の新キャラ蛇乃目杏南について、まあ普通に下ネタ絡ませてきていて今時ギャルいてこんな感じなのかなとも思ったり。一般的な高校生がもうわからない...悪いキャラじゃないと思うんだけど最初の毒が強すぎてどうにも好きになれないんだよな。
 
今回のハウツーは褒め方でエレナと真央。どちらも魅了的が部分ないので今後に期待としか言いようがない、もうちょっとキャラに愛着持てればいいんだけどね。愛梨のシーンは真っ直ぐな想いが伝わってよかった。誉め殺しですね
 
 
人間変わろうと思えば変われる、そんなことを表す2巻だった気がします。まあメガネの時点で可能性の塊としか言いようがないが。今回に関していえばどんな人たちと関わりがあったかの違いに感じた。
少し記事とかで話題になっていた作品だが、普通に普通と言った印象、着実に仲を深めて一人ずつ攻略していくという様子が感じられたので。次の巻ではエレナを対象とした話かな?キャラの魅力を生かした話が少なかったので、萌えられる話がこないかなと今後は期待。
 
 
勝手に声優コーナー
今回はみりあで矢作紗友里さんを連想した。主に三好とか最近見ていて影響したのかシュタゲゼロですね。我が強くて女っぽくないのが繋がったな。あと不本意だが設定的に美嘉姉が引っ張られた、絶対言わないんだけどアイドルギャルってキャラが被ってしまって...

6月新刊 読書予定

タイトルのフィーリングのみで今回も決定
 
好きって言えない彼女じゃダメですか? 帆影さんはライトノベルを合理的に読みすぎる
ひげを剃る。そして女子高生を拾う。2
真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました
最強同士がお見合いした結果2
あまのじゃくな氷室さん3 好感度100%から始める毒舌女子の落としかた
KB部
オタギャルの相原さんは誰にでも優しい
カネは敗者のまわりもの2

乃木坂明日夏の秘密

 

乃木坂明日夏の秘密 (電撃文庫)

乃木坂明日夏の秘密 (電撃文庫)

 

 久しぶりの乃木坂ワールド、今回はアキバ系でない事を隠す明日夏とライトなオタク澤村のお話。これをきっかけに1作目振り返ったがあちらはアキバ系もといオタクを隠していた時代なので時代も変わりましたなー。私はバリバリオープン型ですけどね、その方がいろいろ考慮してもらって楽ですし。さて内容は

 

乃木坂明日夏の秘密
イラスト大会で急接近
パーティーにご招待
アキバ系”クイズ大会
エピローグ

 

最初美夏が母親だと思わせるところがあったり、お母さんには春が入ってるというセリフがあったりして勘違いしてたが春香の娘だった模様。そして名前の方はきちんとメモっていたので粗を探している自分がいて改めて嫌になった...矛盾点って気になってしまうんだ… アキバ系オタクの朝倉女子がいるけど、アニメ見返して気づいたが、もしかした信長の娘ってことも匂わせてこんな詳しいのかな?そうなるとまだまだ昔のメンツは出てきそう。あと季節について冬はゴツくてイマイチということもあったので、時期に玄冬さんについても触れる伏線にもなっていると思うので是非とも続きが読みたい。裕人の容姿も非常に気になるし。

 

二人の恋愛については前回のことを踏まえてるだけあって早く終わってしまいそうなのが残念。どっちともほぼ意識してる描写が結構あったからね。二人がどうやって仲を深めていくのも気になるがどちらかというと今のあの人たちは、というとこの方が気になってしまいそう。

 

んで久しぶりに挑発Charryheart聞いてがやっぱりいいね!あと、美夏の「おに〜さん」ボイスも最高でした。そして改めて見るとサブキャラだったりモブが無駄に豪華。当時は駆け出しだったんだろうけどね。

ようこそ実力至上主義の教室へ 5巻

 

 夏休みも開けて2学期突入。最初のイベントは体育祭!ということで須藤のターン、構成は以下の感じ

 
前回の試験答え合わせ
体育祭概要と準備
体育祭本番、仕組まれた罠
衝突と自分の能力に向き合う人物達
運命の再会、そしてある施設の名
 
体育祭は様々な思惑が書かれていていろんなキャラに深みを持たせる形になっていてとても良かった、特に堀北。次巻以降の自己評価が変わった堀北が今後どうA組に上がろうとするのかが楽しみ。そして綾小路の考えもわかるが実行するのも怖い、事実成長する結果にはなったが。
 
綾小路の謎がまた追加されたので今後は坂柳との関係について気になってきた。基本的に伏線を散りばめられまくってるので気にしいな私にとっては一気に読みで良かったなとつくづく思った。まあちょっとwiki覗いちゃったので、ちゃんと解消されてるから飽きずに読めていると言う面も否定できないけど。
 
勝手に声優コーナー
今回は龍園。感情が表に出ている感じで読んでいたため主に古城君を思い浮かべてた。でも6巻読んだ時はあまりそんな風には読んでいないんだよなー