旅に出よう、まだ見ぬセカイを求めて

気の向くままに本の感想とイベント日記

ぼくたちのリメイク

タイムリープモノ、タイトル通り10年前に戻りクリエイターになるための人生を再スタートさせる物語。

 

普段時間を扱う系は苦手だったがこの本は最後まで楽しく読めた。戻る前の過程が詳細に語られてなかったからかな? 

というわけでラブコメというよりかは青春小説で就職に失敗したのをやり直す感じ。いい具合に青春してて自分の大学時代はなんだったのかと考えさせられた...不意なトラブルがありならがらも今できることを最前に動く様子は今の自分にはない行動力でとても眩しかったな.

しのあきが可愛くて今後どう魅せてくれるかが期待、というかちゅるやさんが出てきて笑ったw10年前に戻ったということもあり、そういうネタが各所に見られてとても懐かしかったな。

 

 

 

 

 

29とJK 2巻

 

 29とJKの歪な関係第二弾、今回も分厚いよ!厚いのは2足わらじの影響かな。今回企業では内部告発による情報問題と小説の1次選考を突破しろというお達しのお話。

 

今巻で突き進むところまで関係が進んでしまったためこれからどう広げるかきになるところ。最大の難関は最初からわかっているがどう扱うやら...あと渡良瀬の気持ちもどうにかしないとだよなー。付き合ってからはどう話が続けるのが難しいどころだと思うし、ただ甘い展開って飽きられがちだし渡良瀬には今後ほんと期待

 

2巻にしてようやく掴めたが長い原因て2つ同時進行だからなんだよね、どっちか絞って濃くやると恋愛面とか薄くなるけど渡良瀬との絡みを増やす場合そっちの方がいいのではとか思ったり。

内部告発だったり働く上での真っ黒な部分が多々あって、あぁ...働くのて嫌だよなーと勝手に黒くなってた、働きたくない......内部告発問題の件は序盤の胸糞展開だったがその挽回という感じで最後回収していてとてもスッキリ・・・というわけには個人的にはいかなかったな。普段から面倒見の良かったやりちんのおかげで問題を解決したわけだががが

物理的に孤立している俺の高校生活 2

 

 異能者ぼっちたちの普通の高校生活第2弾、新キャラメイド長を出すことができる嵐蘭登場。

 

最初口絵見たときはメイド長かわいいなーと思っていたが、ちっこく隅に描かれていたのがメイド長だったという罠。わかっていたら放っとけない嵐蘭の気持ちは自分にも当てはまるからよーくわかるがそういう問題って結構難しいよね。

今回は夏休みをメインに扱っててキャッキャウフフが観れる、水着回もあるけど早くない?そして回想も。キャラも2巻というよくわかっていない状況でしかもリプレイなしだったの状況をよく把握できなかった。そこがとても気になってしまった。あと言ってしまってはなんだが嵐蘭の悩みが異能力にしてはしょぼい......

続きは気が向いたら、なんかあの作品に似ているような気がしたので

佐伯さんとひとつ屋根の下 2巻

 

 佐伯さんと弓月君の不思議な同居生活第2弾。時間が経つと感想変わっちゃうよねって思い知ったね

 

前巻は甘々な部分が最初のくだりが気にならないほど好きでしたが、今回は逆にそれが私の中では裏目でした。互いに・・・というより弓月は気持ちに気づいているのに敢えて自分の気持ちに素直にならず、なあなあの関係を維持していたので結構不満。すれ違いは好きだがわかっているのに気持ちを伝え合わないのは苦手だ、さっさとくっついてイチャコラしろ!!(イチャコラの部分は大丈夫なはず)

あと途中で夢オチ、、、みたいな不穏な部分書いてあってそこもよくわからなかった。そんな煽り方しないでくれ...マジで怖いから

 

てな感じで今回は合わなかった。前回と同じ調子だったけど互いの気持ちがわかっていただけにね。晴れて付き合うことになった二人だが、3巻も発売決定してるようなので気持ちを伝え合った二人の甘々具合がどうなるか期待

 

異能バトルは日常系のなかで 10巻

 

異能バトルは日常系のなかで 10 (GA文庫)

異能バトルは日常系のなかで 10 (GA文庫)

 

 文化祭の続き、そして本文イラストはアニメでも書いていた(?)斎藤健吾さんに変更、今回は彩弓さん回!工藤さんのデレもあるよ!!

 

序盤から相模が絡んで来て引っ掻き回す。というよりこの巻は最初に最後の挿絵を見てしまって影響でやらかしてしまった...できるものならあの驚きを前情報なしで味わいたかったなー(自業自得)

内容は相変わらず相模の言うことには言い返せない自分がいた。『運命の人』とか考えたことはないけど確かに言われてみればそんな気しかしない...相模お前もうラスボスキャラだよなほんと、さすが読者。

あとアニメが終わった直後のなのかメタいシーンとかも結構あってやっぱりこの作品は面白い。斜め予想をいく展開が多い気がする。本文イラストについてはもう少し029先生の絵が見たかったかなと、基本私原作絵信者ですので......でも千冬ちゃんの高校生姿はめっちゃエロかった、もっとこういうの見たい!

あとラストは言わずもがな、次の巻表紙みればわかるね!

──始まりの終わりを始めよう

崖っぷちから始める世界寿命の延ばし方

 

タイトル通り崖っぷちから始まるファンタジー。副題の方が前に来ているという珍しい本で正直新刊探すのはめんどくさいと思ったり。

 

てな感じで感想は終焉から始まるため救いが見えるのかなというふうな希望を見えていたがそんなわけはなくヒューイ・・・そしてヒューイのために健気に頑張るフィオ。

もうお前らのゆっくり養生ストーリーが見てえよ、一体どうしてこんな世界なんだ...と思うような感じで割とつらかった。

次は5年後の話ということなので短命な勇者であるがフィオがすぐに死なないことをただただ祈るのみ。エルフだから大丈夫なんかな?と淡い希望も持ってる。

 

あとMF文庫にしては珍しく328と300ページ越えで分厚かったが値段はいつも通りだった・・・お得ですよ!!

ラノベのプロ 2巻

 

 題目通り今回は打ち切りのお話。そしてラノベ読者に結構ダメージを与えてくる話

 

ラノベ業界の闇をありありと描かれていたし今の状況を的確に表しているように感じられた。

個人的に最大に扱うべきところであろう、「読まれてすらいないから売れていない」という部分について深く書いていこうと思う。

 読まれてすらいないから面白い作品も面白いという判断がされておらず、初動の売り上げによって打ち切りかどうか判断されて続刊の可否が決まってしまうの現在の状況である。これはひとえに注目を集め直すのは難しいから新しいものを出して新たに注目を集め直そうとしているようにも自分は感じている。だから続刊ものは少なく、最近は新作が多く刊行されているように感じる(錯覚かもしれません)ただ実際読んで見ても、最近は目が肥えた影響か物足りない、という作品が多く感じてしまう。

ラノベコスパはある意味最悪ではあると思う。漫画は30分に対し、ラノベは2時間はかかってしまうことがザラだし、文章であるため、自分で想像しなければならない。なので漫画の方がよく売れてるんじゃなかろうかと個人的には思っている。

 と思うので、1作1作時間をかけて最高のものに仕上げてほしい、と私は思うしそのように改革したい(したぃ...)

 

あと不満を爆発しておくとBWで完結表示されているのにはキレた。おま、これから面白くなってくのになんで終わってしまうねん、付き合ったその後も見せろやー!!と思ったがラノベネタにおいて、結構爆弾放り込んでたし話題続けるのは難しそうと改めて考えてみると思ったり。甘い部分は互いの自爆試合はとてもニヨニヨできサイコーだった。

 

今のラノベ状況を知っておくためにも読んでほしい1冊であり、ラノベ読者は読んで是非ダメージを受けてほしい。